防弾奮闘記。

ヌナとブイ ページ8

side V





TH「 ヌナ！！！！！ 」


「 ...なに、うるさい 」





...ヌナっておれに冷たいと思うんだよね。.....おれにだけじゃないよね！！





ってそうじゃなくて！！





TH「 ヌナ、おれとちゅーしよう！！ 」


「「「「「「「 はぁ？ 」」」」」」」





...あ、メンバーもいたんだった。





SG「 ...何言ってんだお前 」


JN「 さすがにそれは許せないよー？ 」


RM「 テヒョナーやめとけー 」


HS「 だだだだめだよ！！ 」


TH「 ヒョン達うるさい！おれはヌナに言ってんの！！ 」





やいやい言うヒョン達をほっといてヌナを見るも、





「 ...やだ 」


TH「 なんでえええええええ！？ 」





JM「 テヒョン振られたー 」


JK「 当たり前ですよ 」


TH「 ジミナとグガうるさい！なんでダメなのヌナ！！ 」





スマホを触るヌナの両肩を掴んで揺さぶる。





TH「 ヌナ！！なんてダメなの、ヌナ！！ 」


「 ...ちょ、揺さぶらないで 」


TH「 おれイケメンじゃん！この中でだれよりもイケメンじゃん！！ 」





おれの方がイケメンだと思いますけどね、なんて言ってるグキはほっとく。





「 ...なんであんたとキスしなきゃいけないの、
」


TH「 もうおれ照れないもん！ 」


「 ...照れる？.......ああ、 」





ヌナは前のことを思い出したんだろう。(ヌナとマンネライン参照)





「 別にあれはからかっただけだし 」


TH「 からかう！？ひどい！！純粋な男心を弄ぶなんて...！！ 」


JM「 テヒョナうるさい 」





うわあああと、床を殴る。





ヌナは何か考えるような素振りを見せたあと、はあとため息をついて、





「 ...テヒョナ、わたしの前に座って 」





と言い出した。おれは大人しく従う。





「 ...で、目瞑って 」


TH「 ...ぅえ！？ 」


「 しないの？しないなら、 」


TH「 します！！するから！！ 」





ぎゅーっと固く目を瞑る。





そんな光景を唖然と見てたメンバーからヌナ！？ヌナ！！と声が聞こえてくる。





え、これほんとにしてくれるやつ？ほんとに？？まじで？？？





なんて思ってたら何かが近づいてくる気配。それに比例してメンバーの声が大きくなる。





どうしよう、ドキドキする...





と、あまりにも緊張しすぎて目を開けてしまった。





目の前にいたのは、





「 あ、目開いた 」





紛れもなくヌナで。





「 目開けたからなしね 」


TH「 え！？もいっかい！！次は目開けないから！ 」


「 やだ 」





ヌナは、意地悪だ。





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