[BL]普通に生活していたらSな先輩に弱みを握られてしまった。

第二十話 ページ22

やべぇ、暇。


この話の最初の文これで良いのか(メタい)


あー、暇潰しほとんど無いし３日乗りきれないな、終わった。


そういえば小説いくつか持ってんな、と思い自分の鞄を漁る。あったあった。


体感で10分ぐらい読んでいると先輩が部屋に来た。


「おー、もう元気一杯だねー。何その小説。官能小説?」


『ぶっとばしますよ?いや、普通に小説です。好きな小説家の。』


ふーん、と自分から聞いたくせに興味なさそうな声で返された。ぴえん。


『そういえば俺の親と先輩の親、どういう関係なんですか?』


「あー、なんかね、俺の母親と君の母親、中、高と学校同じだったらしいよ?仲良かったらしい。」


あら素直に喜べない関わり。


また小説読み始めよ、と思ったらいきなりドアがガチャっと開いた。


俺もびっくりしたし、先輩なんて「うおっ」っと声を上げた。


「あらー、とっても梨香ちゃんに似てて可愛いわね〜!あっ、私は玲太の母の由佳よ〜、よろしく〜」


語尾を少し伸ばすような特徴的な先輩の母親が足音をほとんど立てず、部屋に来た。


すご、忍者か。


「林檎と梨剥いてきたから、良かったら食べてね〜」


と、綺麗に皮が剥かれた林檎と梨を持ってきてくれて、また足音を立てずに部屋を出ていった。


「...うちの母親、あんな感じでのんびりした感じの俺もよく分からない人なんで、よろしく。」


『わ、分かりました...』


唐突な母親の登場と唐突な退出に互いに驚きを隠せないまま、元々やっていたことを再開した。


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お母様方の紹介(いらない)


月森 梨香 -ﾂｷﾓﾘ ﾘｶ-

年齢は秘密。
ゆーてあんまり登場しないので覚えてなくてOK。
学生時代は家も近くよく遊んでいた。


北島 由佳理 -ｷﾀｼﾞﾏ ﾕｶﾘ-

年齢は秘密。
比較的マイペースだがやることはやる。
めっちゃ器用。


実は作者、部活で足捻っちゃった☆
痛い。普通に痛い。
皆は気を付けよう...

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