[BL]普通に生活していたらSな先輩に弱みを握られてしまった。

第十五話 ページ17

スマホスマホ...ゲームゲーム...と一人で病気のようにぶつぶつ唱える。


一応病人だけどね...


そういえば熱測ってないな。


近くを見渡して、体温計を探す。


普通に先輩の机の上にあった。堂々と。


脇に体温計を挟み、測り終わりを待つ。


少し時間が経ってピピピ...と測り終わった音がした。


『37.7°...高いな...』


いつも夕方でも体温低めだから、やっぱ風邪なんだな、と再認識する。


寝るか、と思ったら先輩がお雑炊を持ってきてくれた。


「どれだけ食べるか分からないし、さっき少し食べたから少なめに作ってきたよー」


先輩は近くの机にお雑炊を置き、俺にあーんをしてくる。


『ちょ、先輩?さすがに自分で食べれますよ?』


「さっきスマホ返せとか馬鹿げたこと言った罰だよ?あ、ご褒美だった?」


先輩の言うことを軽く無視したが、スプーンは譲ろうとしてくれないので仕方なくあーんに答える。


先輩は凄い満足そうな顔で俺にあーんしていった。

第十六話→←第十四話と謝罪(そして小説書き)

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラ

主人公

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す