なんかよくわからんが呪胎九相図の４番目になってた件【呪術廻戦】

次回！真人、死す！デュ〇ルスタンバイ！(嘘) ページ19

死んだことにされてたがまあともかく。
まずは順平君に伝えておかなきゃ。

『順平君！凪さんなら無事！呪霊に襲われて軽い怪我はしてるけど高専で保護してる！
お母さん、生きてるよ！』

「…！本当…？」

笑って大きく頷く。
順平君がボロボロと大粒の涙をこぼしながら「よかった…」と呟いた。

その瞬間、悠仁が巨大な手に押さえつけられた。

『っ、悠仁！』

「待って真人さん！」

油断した…
安心すんなよバカ、まだこいつ(真人)が残ってるって知ってたじゃない！

『逃げて順平君！校門の前に待機してる人がいるから！』

全力で順平君を蹴り飛ばして真人から距離を取らせる。
呼んどいて良かった伊地知さん。

少し躊躇った様子の順平君。でも距離をある程度とったから彼が改造されることは…




「なんだお前ら？」

ここで出てくるかよ一般人！

「んー、順平に距離とられちゃったし、君でもいっか」

逃げろ、と叫ぶ間もなく、ぐにゅりとそいつの形が変わる。


『順平君！たぶんこのツギハギが家に呪霊を呼び寄せた犯人！』

「そ、んな…」


絶望したような表情で崩れ落ちる順平君。
だー、私のバカ！後でつたえりゃよかったでしょ…！


『ごめん悠仁…！すぐ戻ってくるから…！』

順平君を抱え上げて走りだす。

私そこまで力持ちな訳じゃないんだけどな…
まあ今はそんなことも言ってられないし、伊地知さんのところまでダッシュ！







順平君を伊地知さんに預け、
ナナミンと合流し、悠仁のところへ走る。

ナナミンが真人の腕をはじいた時に、
私は後ろから毒の血の鞠をつくってぶつける。

「効かない…って、は？」

あれ、効いた。真人の皮膚が焼け爛れるようにボロボロになって血が滲んでいた。



…なるほど。私の体は受肉体。
体の主導権を握ってるのが私ってだけで、今でもAちゃんは生きてる。

つまりは悠仁の状態と同じ(魂を知覚している)訳だ。




『勝ちゲーだね、ボッコボコにしてやんよ』

やっぱ真依さんとは合わねえ…→←見事にやらかしたゼ！でも救済はできたゼ！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す