二十一話 ページ21
一通り話し終えた後、Aの顔を伺っても、無表情。
一応、スピードワゴンには席を外して貰った。
「……A。」
「…何ですか?」
表情を浮かべることはなく、軽く首をかしげるだけ。
思っていた反応とは全く違う。
「えっと……」
「取り合えず…えっと、ジョースター卿が危ないんですよね?」
ああ、なるほど。
一気に情報量が多すぎてこんがらがって居るようだった。
「取り合えず、そう。後大事なのは、ディオだ。」
「ディオの事は後で何とでもなるでしょう…先ずは第一に考えるべきは、ジョースター卿。」
少なからず、父さんの事を心配しているようで、表情に変化はないが、雰囲気が焦っているソレになる。
「しかし、東洋の薬の解毒剤を売っている店を知らないんだ。スピードワゴンも今聞き込みをしてくれているみたいなんだが…」
「東洋の薬、ですか。それなら心当たりが幾つかありますから。行きましょう、急いだ方がいいでしょう?」
「えッ!?」
思いもよらない言葉に、衝撃を受けるが、早々にコートを着込み、扉にてをかけているAを見て、僕も急いでコートを羽織り、扉を潜り抜けた。
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東雲出雲(プロフ) - 罠做さん» ありがとうございます!文章が素敵だなんて(*´ー`*)続編できましたので、そちらもどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m (2015年8月18日 11時) (レス) id: 64e849f3b1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲出雲(プロフ) - ランタンさん» ありがとうございます!続編ができたので、そちらもどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m (2015年8月18日 11時) (レス) id: 64e849f3b1 (このIDを非表示/違反報告)
罠做(プロフ) - 続編楽しみにしてます!!文章が素敵で読み易かったです、続き気になりますねo(^▽^)o (2015年8月18日 2時) (レス) id: 1a112de355 (このIDを非表示/違反報告)
ランタン(プロフ) - この話とてもよかったです!続編も頑張ってください! (2015年8月17日 20時) (レス) id: 751d6d43a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲出雲 | 作成日時:2015年8月15日 11時