探偵社の新人社員には秘密があるようで 其の五【文豪ストレイドッグス】

１５０ 兄 姉side ページ45

兄side

俺はAを苦しめることしか出来なかった

貴方｢お兄…ちゃん｣

朧｢此処にいる｣

Aが傷ついていることも知らないで

ごめんなぁ、護るどころか辛い思いさせて

朧｢後悔しても遅いよな｣

Aはいらない怪我もたくさんした

背中の火傷は消えない跡になった

全部、俺のせいだ

朧｢A、お前は俺を憎んでるか？
俺はお前の事を考えていなかった｣

姉side

貴方｢お姉…ちゃん｣

A、ごめんね

私がもっと朧を止めてたらAは必要以上に傷つかなったよね

もっと早くAの異変に気づけてたらAはここまで自分を追い詰めてなかったよね

妙｢A、もう1人で抱え込まないで｣

珊瑚｢Aはみんなに遠慮して甘えられない
嫌われたくないから自分の本音を隠す｣

琥珀｢でも唯一の救いはフョードルと歮澤に甘えられる｣

朧｢俺らじゃだめなのか？｣

琥珀｢Aは怖いだよ、喪うのが
それに我儘を云って困らせたくない｣

中也｢Aに何もしてやれないだ｣

こんな兄/姉でごめん

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