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悪のサラブレッドの覚醒※暴行描写&グロ描写&◯亡描写あり&ifルート ページ7

俺の両親は裏稼業の名家にも関わらず、俺はまるでその血を継いでいないかのように大人しい。

…っつーのも、もう過去の話だけどな。

始まりはいつもと変わらないはずだった朝のこと。

いつものように巡回をしていると、仲の良い後輩に出会った。

…笑顔で何かを話していた後輩の声が聞こえず、ただただこの笑顔を壊したいという謎の欲に駆られた。

しばらくは適当に話を繋げていたが、堪えきれなくなって意識が消えた。

…嫌な臭いと共に世界が戻ってきた時には、目の前に何度も殴打されてボロボロになった後輩が倒れていた。

確認した時、彼女は既に息はなかった…死んでいた。

しかし、なぜか恐怖心は全く感じなかった。自分の拳が真っ赤なのにも関わらずだ。

むしろその無惨な姿を見ているうちに高揚感に襲われていき、気づけば足は調理室へと向かっていた。

綺麗に光っているお目当ての物(包丁)を手に取ると、いきなり足の速度が上がり出した。

俺を唖然として見つめる者。止めようとして俺に向かって走ってきた者。泣いて命乞いをする者。

目に映った生き物は、全て俺の欲のままに散っていった。

その様子があまりにもおかしくて堪らなくて…自身が他人の血で染まっていく感覚がとても心地良くておかしくなりそうだった。

陽一「あっはは…あっははは!!!あははは!!!」

ああ…!サツ人ってこんなに楽しいのか…!もっともっとやりてぇ…!この学園の奴らを全員コロしてぇ…!

いや、この学園だけじゃダメだ…!この辺り一体、いや…全世界の命を奪ってやる…!

血と恐怖を浴びながら、この快楽をもっと味わいたい…!

さてと…次はあそこにいるアイツを…!

縺輔○縺ュ縺?◇?(させねぇよ?)


突然誰かの声が聞こえた途端、俺の背中に激痛が走る。

陽一「ゔっ…⁉︎⁉︎⁉︎」

鉄臭い液体が辺りに飛び散り、意識が一瞬で飛びかける。

いきなり何だ…⁉︎さっきまで、コイツの足音どころか気配すらしなかったのに…⁉︎

陽一「だ、誰だ…⁉︎⁉︎⁉︎俺の邪魔をするな…!!!」

攻撃された拍子に飛んでいった包丁を這って取ろうとすると、左腕を力任せに踏み砕かれた。

陽一「っ…!!!テメ、よくも…!!!」

???「お前に教える名なんてない…さっさと死んで罪を償うんだな」

陽一「ク、クソが…!何で…⁉︎」

???「…心が化け物になった奴に生きる価値はない。消えろ」

意識が消える直前に見えたのは、いつだったか夢で見た俺と瓜2つの人物だった。

想いが不滅ならばこの想いも…※間接的な夜描写&グロ描写&◯亡描写あり&ifルート→←•



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作者名:コードネーム13@現在第五人格の企画参加者募集 x他1人 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2023年1月27日 16時

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