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数日後。 ページ42

貴方side


その後、何事もなく日は進んだ

怖いくらいに、何もない




『......嫌な予感する』



今日は非番で、休みだった。

やることもなく、1日ゴロゴロしていた。


夜。

暇になって、やることも尽きた。


そこで、夕食を作ることにし、散歩がてら遠回りしてスーパーに行くことにした。


今は、その帰りだ。


「ひっ、やっ、やめてくれ!」


男の声。

いつも通る、路地裏からだ。


?「貴方がいけないのでしょう?」



ピタッ。

”あぁ、いつも通りだな“と思い通り過ぎようとしていた足が止まる。


それもそうだ、何故なら、聞き覚えのある声だったから。


『...行く価値はあるな』


「ひぐぁぁぁあぁああぁぁ!!!」


『!?』


ドス「おや、A。」

『フェ、フェージャ?』

ドス「どうしましたか?」

『いや、文面じゃ何もないけど返り血やべえからな!?』

ドス「ちょっと害虫駆除ですよ(いい笑顔)」



『その男...死んでる?』

ドス「ええ、勿論。


だって、一昨日、道端で貴女とぶつかったでしょう?」

『はっ??』

ドス「その時、謝りもせず逃げた。

大罪ですよ、これは。裁判起こしてもいい」

『いやダメだろ馬鹿か?

それに、裁判所の人も忙しいから。


じゃなくてっ、ぶつかるごときよかったじゃん。』


目の前に死体があっても、見慣れて冷静に話せている自分が何より怖いけど。

ドス「ぶつかるごとき?

いえ、これは事件です。

米国が滅ぶのと同じくらい」

『いや米国が滅ぶのは大事件過ぎる。

大事件でも済まされてねぇけど。


その日が世界終焉か...。』


ドス「貴女と結ばれる前に終焉?

許せませんね、それは。」


ごめん、コイツの頭が終焉だった←

事実。→←確信。



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ソラ(プロフ) - 黒兎紅葉さん» 本当に遅れてすいませんでした!!これからもっと投稿早くしますのでよければ応援よろしくお願いします... (2019年8月4日 13時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
黒兎紅葉 - すっごくおもしろいです!続きがすごく気になります!更新頑張って下さい。 (2019年6月1日 23時) (レス) id: a3ddba6e2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作成日時:2019年5月12日 4時

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