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家。 ページ37

貴方side


『...暇』



少し、寝るか...?


しばらく寝てなかったし

ゆっくり、寝よう。



?「A」

『なぁに?』

?「何故貴女は生きるのですか?」


痩せ細った、自分より少し年上の男が話す。


差は、あっても5歳くらいだろうか。


?「生きても、いいことないでしょう?」


暑い夏、公園で遊んでいた。


手足、頭に包帯を巻いているため、回りからの視線は痛い。

だが、それも気にならない位に男は異様だった。


『...?生きるって、なぁに?』



そこ男の名を____ドストエフスキーという。


『ぼく、まだわかんないな。』

ドス「ふふっ、そうですか...


おや、もう時間です。

また会いましょう。



そうですねぇ_____五年後、くらいに」


ドストエフスキーはそう言って小指を出す。

少女は、首を傾けた。


『こゆび?』


ドス「約束です。

また遊びましょう?」



『...うん、またね!


ふぇーじゃ!』



ドス「またね、A」


ドストエフスキーは、微笑んで帰っていった。



『あーあ、またひまだ。』


ぽつりと呟くと同時に、ぽつりと雨が降る



『家、帰りたくないなぁっ...』


まぁ、濡れても怒られるだけだし...



と思い、少女は立ち上がった。


彼女の名を、木原Aと言った。

同日同時刻では。→←鼠より怖いものとは。



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ソラ(プロフ) - 黒兎紅葉さん» 本当に遅れてすいませんでした!!これからもっと投稿早くしますのでよければ応援よろしくお願いします... (2019年8月4日 13時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
黒兎紅葉 - すっごくおもしろいです!続きがすごく気になります!更新頑張って下さい。 (2019年6月1日 23時) (レス) id: a3ddba6e2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作成日時:2019年5月12日 4時

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