マー君の正体 ページ6
着いたのは高級なスイーツのが食べれる店。
Aは着くなりすごく焦っている。
思っていたより高級店だったんだろう。
昔のAと同じ動き。
こう見るとますます生まれ変わりにしか見えない。
A 「どうしたんですか?」
そんなことを思ってAを見ていたら声をかけられた。
「なんでもない。入ろうか」
「はい!」
Aは嬉しそうに店に入った。
よかった、気に入ったみたいだな。
A 「何にしようかな」
Aはメニューを見てかれこれ10分は悩み続けてる。
こうやってすぐに決められないとこも一緒なんだな。
マジで昔にもどったみてぇ。
A「あ!これにします!」
決めたのはチョコレートパフェ。
あぁ、、、
本当にAなんだな。
この店に初めて一緒に行った時Aはチョコレートパフェを悩んだ末に決めていた。
「オッケー」
A 「お待たせしてすみません、、、」
「全然気にしてねぇよ〜」
注文したものを食べ終えてずっと聞きたかったことを聞いた。
「なぁ、マー君って誰?」
あきらかにAは体をビクッとさせた。
A 「えっと、、、彼氏です」
「そっか」
彼氏?
は?
なんでいんだよ。
まぁ、奪うけど。
「どんなやつ?」
A 「えぇと、すごく優しくて、、、あ!昔、東京卍會?てとこの総長だったらしいです!灰谷さんのことも知っていました」
「まじか、、、もしかして佐野万次郎?」
A 「そうなんです!知ってたんですね!!」
「オレも入ってたからな〜」
A 「え!?東京卍會の人だったんですね!偶然ですねー」
その偶然全く嬉しくねぇ。
佐野万次郎か、、、
まさかの強敵だ。
やるしかねぇけど。
オレは絶対に奪う決意をした。
Aが「そろそろ帰らないと」っていうので名残惜しい気持ちを抑えて店をでて解散することになった。
A 「今日はありがとうございました。お金も払ってもらっちゃって、、、」
「気にすんな〜」
A [ありがとうございます!それでは、、、」
「ちょっと待って。連絡先教えてくんね?」
A 「、、、わ、わかりました」
Aは少し悩んだ末オーケーしてくれた。
「また会おうな〜」
A 「は、、、はい。それではまた」
「またな〜」
次はどこに行こうか。
オレはすでに次のことを考え始めた。
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作者名:愛蘭 | 作成日時:2023年2月27日 0時