久しぶり ページ13
今日はある人物とここで待ち合わせをしている。
？「お待たせ」
｢今きたとこって言いたいがすでにI時間ぐらい集合時間すぎてるからなぁ」
？｢ごめんごめん」
｢敬語使わなくなったんだな､､､留美ちゃん」
留美ちゃんとはAが高校生だった頃の親友。
留美 ｢Aがいるから敬語を使ってただけ。ずっと心の中ではタメ口だったわよ」
｢そっか。今日は言わなくちゃいけないことがあって呼んだんだ」
留美 ｢言わなくちゃいけないこと？」
｢Aが生きてる」
バシッ！
留美ちゃんの拳がオレの顔面に的中した。
｢急すぎるだろ､､､」
留美 ｢あんた頭おかしいんじゃないの！？Aは､､､Aは！！あんたと一緒に落ちて､､､」
｢待て。話を最後まで聞けよ〜」
オレは留美に今までのことを話した。
留美 ｢嘘でしょ！？そんなことあり得るわけ､､､」
｢あり得るんだよな〜」
留美 ｢マジで？」
｢マジで」
留美 ｢わかった。信じてあげる」
意外だ。
こんなすぐに納得すると思ってなかった。
留美 ｢で？あんたがわざわざ私にAがいるってことだけを教えにくるわけないでしょ？」
｢留美ちゃんわかってる〜」
留美 ｢言ってみて」
｢お願いがあるんだよ」
留美 ｢お願い？」
｢そう。オレとAが昔みたいに戻るために協力してくんない？」
留美 ｢少し気に食わないけど､､､いいわ。協力してあげる」
｢マジか」
留美 ｢意外？」
｢すげぇ意外。一回は断られると思ってた」
留美 ｢私はあんたが嫌い。それは昔も今も変わらない。だけど私以外でAの隣にいてほしいと思えるのは灰谷蘭だけだから､､､悔しいけどあんたのおかげですごくAは明るくなったし、毎日楽しそうになった。それなのにあんた以外の男なんかにAを渡してられないでしょ！？」
｢そっか。なんか留美ちゃんに言われると嬉しいわ」
留美 ｢と､､､とりあえず絶対にそのマイキー？ってやつにはAを渡さないわよ！」
｢お〜頼りにしてるぜ？」
留美 ｢Aのことなら任せなさい」
こうしてオレは力強い仲間を手に入れた。
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作者名：愛蘭 | 作成日時：2023年2月27日 0時
