なにわの掟 2

反抗期の本領4 ページ44

室side



バチィィン バチィィン パァァン パァァン




バチィィン バチィィン バチィィン パァン ……



風雅『 いたいよぉ！！！ごめんなさい！！ あ、ごめんなさい！！！！』


足をバタバタしながら 耐える風雅。そして 気づいたように ごめんなさいを唱える







バチィィィィィン





風雅『 ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 』



ごめんなさいを 聞くと キツめの 1発を落とし 一旦
手を止める




室『 風雅 反省 したか？ 』

風雅は 必死に頷くが……



バチィィィィィン


風雅『 いたいよぉ！！！ 』


室『 ちゃんと 口で返事せい 』


風雅『 はい、、 しました。 ごめんなさい……』


室 『 よろしい。 じゃあ あと 仕上げで終わりな 』


風雅『 いやぁぁぁぁぁ 』




室 『 5回に したるから がんばり？』

そうして 足を組もうとすると、、


風雅『 龍太くん！！！！おねがい 』

泣き顔で 必死に首を振る 風雅





室 『 はぁーー。 わかった よ。しゃーないな』

俺もまだまだやな。 なんて思いながら 足を組むのをやめる




バチィィィィィィィ ン








バチィィィィィィィィン









バチィィィィィィィィン








バチィィィィィィィィン









バチィィィィィィィィィィィィィン





風雅『 いだぁぁぁぁぁぁぁいよぉぉぉぉ ごめ んなざいぃぃぃぃ！！！！！』




室 『 はい。風雅終わりやで。 よう 頑張ったな』



そう言って抱き上げてやれば しがみついてくる
しばらく 頭を撫でてやり ながら 背中をさすってやると 顔を 擦り付けてくる。大きくなったけど 小さい時と 変わらない 甘えかた に 安心する 龍太。



大泣きだった 風雅も 少しずつ落ち着いてきた




室 『 風雅？？ 落ち着いたか？』


風雅『 まだ ……… 』


室 『 はいはい笑 』



何だかんだ で 満足するまで 甘えさせてやる 龍太




風雅『 なぁーーー 』

室『 ん？どーした？』






『 龍太くんありがとう。大好き 』









__________________________________________

おーまーけー



その後 拓哉に 連絡し ちゃんと 謝った風雅
そして 、、



風雅『 今まで 無視とかして ごめん。もう絶対しないから』


みんなの前でちゃんと 謝り 照れ笑顔を見せた。
ようやく平和になったとさ。
今では いい 弄りのネタになっている笑

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