なにわの掟 2

反抗期の本領2 ページ42

室side


室 『 あれ、俺楽屋に 携帯忘れたわ 』

向井 『 もう 〜。 龍太くんなにやってるん？？ 待ってよっか？』

室 『 ごめんごめん笑 ええよ。先帰って 。 明日 早いん やろ？ 』

向井 『 じゃあ 悪いけど 明日 ほんまに 早いから
先帰るわ 〜。龍太くんばいばーい』

室 『 はいはい笑 じゃーな 』




ってことで 撮影 してた 建物に 戻って 楽屋で
忘れた携帯 を見つけて帰ろうとしたんやけど ……



ガシャーーーーーン



隣の楽屋から なにか が 割れた 音がした
たしか 隣は 風雅達 使ってたよな？？
あいつら まさか まだいるんか？あ、スタッフさんが片してたのかなんて 思いながら一応 心配 なので
様子を見にいく




コンコンっ ガチャ

室 『 失礼しまーす って お前ら 何してるん？？』

そこには 割れたガラスのコップ を 立って 見つめる風雅と西村


拓哉『 え？？？ 龍太くん なんで？？ 』


風雅『 ……………… 』


室 『 忘れ物してな。 で？どーしたん？ 』

拓哉『あの…… それが …… 』


そうして西村が 説明してくれた。
聞いた後 風雅をちらっとみるが 完全に 拗ねた顔しとる笑


室 『 要するに 風雅の 態度に ついて 西村が 注意して 風雅が 逆ギレ。 挙句の果てに コップを 床に 叩きつけたと？ あってるか？』


風雅『 逆ギレ なんか してへん …… 』

室 『 まぁ そこは 後でちゃんと 聞いたるから。
とりあえず 西村は ありがとな。 今日はもう 帰り』

拓哉『 いや …… でも、、 』

室 『 大丈夫や。心配すんな。後で風雅から 連絡させる から 』

拓哉『 はい …… じゃあ風雅のこと よろしくお願いします……』


室 『 おん。 ありがとな？ 』


拓哉『 はい。お疲れ様です 』


室 『 おつかれー 』




そう言って 西村を 帰らして ガラスを片付ける
風雅は ただ無言で見つめとる。片付けも終わり 風雅と 向き合う



室 『 とりあえず そこ 座り 』

風雅『 おん …… 』

室『 で？ 何があったん？ 』
　
風雅『 拓哉から 聞いたやん』

室 『 あほ。俺は 風雅の 口から聞きたいの。あれは
西村の 視点から やろ？』

しばらく無言が 続いたが ようやく 話し出す

風雅『 ………… 別になんも なかったんです。ただ
自分でも わけわからんくらい 最近イライラ しとって。斗亜たちに 挨拶されても無視とかして。 そんな自分も 嫌で。それで 拓哉に 注意されて それにも ムカついて気づいたら コップ 床に 叩きつけて ました……』

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