なにわの掟 2

最年長の苦悩2 ページ14

横山side


撮影 しとったら たまたま 機械トラブルで空き時間が 出来た から 楽屋で 休んで たん やけど 急に
プリンが 食べたくなった。スタッフさんに あとどれくらいで 再開できそう か 聞いたらまだまだ 時間が かかるらしい



まぁ 気分転換に ええかと コンビニ に 買いに 行く
他にも 飲み物やら マンガやらを 買い込み 戻って
きたんやけど ……



廊下を 歩いてたら いきなり 後ろから 誰かに しがみ つかれた。


？ 『 横山くん！！！！助けてください！！！』

そう言われ 振り返ると そこには 何故か 泣き顔の
俺の 後輩 みっちー こと 道枝がいた。



横山 『 ん？道枝か？？ どーしたん？』

駿佑 『 丈くんが！丈くんが！！！』

横山 『 丈 がどーした？ 』

駿佑 『 ええから とにかく 来てください！！ 』


そう言われて 服を 持たれたまま 勢いよく 走り出す


横山 『 ちょ！！みっちー 待 て って 〜 』


息を切らしながらようやく到着すると ……



まさに カオス 状態。

とりあえず 目に 入る状態だけで 説明すると


丈は 激怒の顔

大橋は困った ような 顔をして 丈の 隣におる

長尾 大号泣

大吾は 長尾を なだめてる


高橋と 道枝 と 流星 が 泣き顔



しばらく 思わず フリーズ して しまったが

横山 『 えーと どうしたん？』


とりあえず 説明を 求める すると 俺が おることに 驚きながらも 流星が 泣き止み ながら 俺に 説明してくれた。




簡単に まとめて言うと 長尾が いつも 通り 丈に
だる絡み をして いたが いきなり 丈が キレたと。そして キレた丈が 長尾に 八つ当たり で急に 本気の 尻叩きをして 長尾 号泣。
なんとか 大橋と大吾で 止める が この 状態。
困り果てていたそう。



横山 『 ふぅー。 流星ありがとな？ 』

流星 『 はい ……。 横山くん…… あの 丈くんを…… 』

この子は ほんまにな。

横山 『 あぁ。 心配せんで ええ。 それより こっちを頼むな 』

そう言って 頭を 撫でてやる


そして丈 の方を 見る。俺に気づいたようだ。
顔が青ざめとる笑 そんな 俺怖いか？と 言いたく
なる 表情の 変化や笑




横山 『 丈 ！！！！ 話がある。 ついてこい 』

丈 『 …………… はい 』


返事を聞いた俺は 丈を 信じて 振り返らないで
俺の楽屋を 目指す。

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