検索窓
今日:34 hit、昨日:9 hit、合計:14,915 hit

第187話 ページ41

ろくろが銀鏡に攻撃をした同時刻。
禍野の上位階層に婆娑羅が現れていた。

深度2009、四皇子。深度2010、臥蛇。
更に巨大な呪力反応を確認され、深度2013に石鏡悠斗。

人と婆娑羅の戦い。
婆娑羅達がこちらに迫ってきている中、なげきの台に第三第四迎撃部隊が到着した。



「まだ詰みじゃない......。たしかにお前たちからすれば我々などは脆く弱い生き物だろう。だが、我々の諦めの悪さも重々承知している筈だ!」

「いいんスかぁ、結構割に合わない仕事っスけど〜〜〜?」

「このままじゃ給料払ってくれる所がなくなるからなぁ」




_______千年の戦いで培った人間の



 
「後方支援に回るんやったら今の内やでぇ?」

「大丈夫ですっ、師匠の修行以上に恐いものは他にありませんから!!」



_______意地と根性を見せてやるのだっ!!


 

『未来、準備はいい?』

「姉様と一緒なら例え火の中、水の中!地獄の底だろうとついて行きますよっ!!!僕は!!」

『.....そっか!頼もしいなあ』



なげきの台に来たのは、十二天将である勘久郎、憲剛、すばる、繭良に彼方、彼方の弟である未来。彼らがなげき台にて待機していた。これから来るケガレの大群と婆娑羅との戦闘に備えて。

















石鏡悠斗の元には____



「やぁ、糞カス粗大ごみ屑豚野郎(石鏡悠斗君)♡」

「.......土、御門っ有.......馬♡」



土御門有馬が対峙していた。






──────────






倒れたろくろを有主はボロボロになりながらも守ろうとしている。



「うっ.....くあ(あれ程のダメージを受けていながら、まだ尚これだけの力がっ......)」

「(有主.....!?)」



銀鏡は全ての触手を伸ばし、ろくろを攻撃する。錦太達はろくろの周りに集まり、治癒の呪をかける林檎と共に守ろうとする。



ドドドドドドッ!!!!!



「......!!!皆っ.....」

「大丈夫だよっ.....ちょ....ちょっとだけ待っててねっ.....!」

「早くしろよ、林檎っ!!」

「わかってるってば!急かさないでよっ!」



ろくろの体に片手をおき、治癒の呪を唱え始める林檎。次第に、銀鏡の攻撃は素早くなり、四人の体はボロボロになっていく。そんな彼らをみて止めるろくろ。


 

第188話→←第186話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.3/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:双星の陰陽師 , 天馬 , 転生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れい(プロフ) - コメント失礼します。オリフラが立ったままになっているので、フラグ解除をお願いします。 (2021年8月19日 16時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。