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第185話 ページ39

「戦える......のはもうお前とアイツだけ.....だ!!ワシ....は大丈夫だ.....傷こそ深ぇが残った呪力を治癒....に回せば何とか.....なる」

「......っ!!わか─────りました。美玖様はここで回復に専念を......!桜っ......行って参りますっ!!」

「ああ!行って来い」







──────────






パラパラと崩れ始める砂でできた武人の女性。



「(い.....いかんっ。十二天将の呪力に娘自身が耐え切れなくなってきているっ......!!)」

「おみゃあさまがたのぉ〜〜」

「!」

「いのちのおもみならよぉ〜〜〜〜しっとるぞぉ〜〜〜〜?でもまだまだこんのぐらいのおもみではぁがぶをつぶすことはできんなぁ〜〜〜〜」



ぐっ



「.......っ!!」

「......(もっと、もっと技に磨く時間があればっ.....もっと戦える体力が残っていれば.......!!もっと支えてくれる味方がいればっ!済まぬ.....五百蔵志鶴っ......済まぬっ.....!!)禍野門開錠っ急急如律令!!」



弾馬は、加布羅を別の階層に送るため後ろから加布羅を捕まえ自分も一緒に門に入ろうとしている。が、弾馬の腕を加布羅が引きちぎりぶっ飛ばす。「加布羅あぁぁああっ!!!!」と志鶴が加布羅にハンマーで一撃を入れる。片手で押さえられ、もう片方の手で攻撃をいれようとしてくる。



「にしし!」

「.......いつまでも、サボってんしゃねぇぞっっさっさと手伝え十二天将おおおおお!!!」

「!?」



ビュォオオオオオ!!!!



(サボ)(てなど)(いま)っっ(せんっっ)っ!!!!」



桜が千鶴の武器の後ろから蹴りを入れる。



「はぁあああぁぁあぁあっ!!!!!」

「おおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」



ズザザザザザザザ!!!!!



ピタ。



後少し、後一撃で門に送れるというところで止まってしまった攻撃。



「ざ〜〜〜〜んねんっがぶのまけだぁ〜〜〜〜」

「膳所式神歌十八番・雷神不動鎮魂の松」



ドンッ!!!!



巨大なぬいぐるみの式神がぬいぐるみの弾を投げ加布羅を門に押し込むんだ。



「めちゃんこたのしかったぜ〜〜〜〜またいっぱいあそんでくれろ〜〜〜〜」



スゥウウ



「.......誰が、誰がてめぇなんかと」



加布羅を無理矢理門に入れ、門を閉じた。


 

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れい(プロフ) - コメント失礼します。オリフラが立ったままになっているので、フラグ解除をお願いします。 (2021年8月19日 16時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月9日 23時

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