第180話 ページ34
「(──────死んでいる......!?ま......まさか双星が......だがどどどどうやって.....!?)」
「あえて口の中に飛び込んで内側から流星拳撃ちまくってやったぜ!!もう大丈夫だ皆!!何も問題はねえっ!!」
「焔魔堂っ」
ろくろの登場に安堵する有主達。
だが、次の瞬間何かに気づく有主と銀鏡。
「「「!!」」」
「唯一問題があるとすれば、必死こいて脱出した出口がっコイツの尻穴だったってことくらいだっ!!!!!俺の家族に手出しはさせねぇっ覚悟しやがれこの糞野郎っ!!!!」
「貴様が言うな!!!!!」
敵に同意するのは嫌だが、有主達は内心同意してしまった。
──────────
加布羅との戦いを続ける五百蔵第一小隊。志鶴は、倒されていく兄を父親を見、涙を流しながら加布羅に向かっていく。攻撃を仕掛けるが武器が壊れてしまう志鶴。絶体絶命のピンチに現れたのは、
ゴォオ
「
ズンッ!!!!!
「さ......蹉だ桜っ......さん」
「五百蔵の娘.......遅れてすまなんだ。超不覚、超失態」
膳所美玖と蹉だ桜そして、小隊だった。
「あとは.......引き受ける!」
「!!」
シュタッ!
一撃を喰らわされた加布羅が高い位置に移動する。
「やっと会えましたね、加布羅.......」
「!どっかであったかぃや?」
「いいえ、会うのは初めてですよ。でも貴方のことはよく存じております.....貴方は......私のお父様の......仇敵!!」
六合顕符を取り出し、目の前の加布羅を見据える。
「六華合獄っ急急如律令!我は十二天将″六合″蹉だ桜っ!!婆娑羅の三位加布羅っここで会ったが百年目!!!亡き父上殿の無念を晴らすため貴様を祓うっ!!!!」
ドガッ!!!
ガゴォオオ!!!!
「(あの馬鹿っ一人で突っ走りやがって!超軽卒っ超油断!)大陰明鏡符!」
カッ!
_____ガガガガガガ!!!
「五百蔵のは不運だった.......あいつの纒神呪は特大級のケガレの大軍相手には効果は大きいが一点突破型の″個″相手では分が悪りぃ」
美玖の攻撃が加布羅にあたった。
「───────だがワシのこれはてめぇみたいな単細胞をおちょくるには持って来いの代物だ」
「大戯陰葬・纒神呪!!!!」
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れい(プロフ) - コメント失礼します。オリフラが立ったままになっているので、フラグ解除をお願いします。 (2021年8月19日 16時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月9日 23時