14*(新第四師団) ページ40
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体調が回復してから数日。
メインメンバー6名とサブメンバー数名で回されることになったA率いる第四師団の、初会議が行われていた。
猩「じゃァ葵から自己紹介頼む」
葵「…はい」
お世辞にも乗り気とはいえない青年。
隣の座っている似た顔立ちの青年も同様に、しぶしぶと立ち上がった。
2人は髪型の所為か、どこか神威と雰囲気が似ている。
そんな事を思って見ていたら、2人とAの目が合った。
葵「夜兎族の
紅「僕は
「 俺ら弱い奴には興味ないから 」
「 必要最低限に近づくなよ 」
全体というよりも、明らかにAだけを見て言った2人。
幸い、Aはあまり気に止めなかったらしく、事を続けるように言った。
今度は葵と紅の前に座っていた2人が立ち上がる。
この2人も顔立ちはよく似ているが、その姿から一目で種族は分かる。
黒「俺は
黒「辰羅族です」
黒「よろしくお願いします!」
白「同じく辰羅族の
白「宜しくお願いします」
勢いよく頭を下げた黒葉と対照的に落ち着いる白葉。
なんとなくだが関係性が分かり、断然コチラの方が扱いやすそうだと思った。
猩「はい。じゃァ会議を始めます」
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作者名:み子 | 作成日時:2016年7月26日 20時