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07*(デリヘルとバカ兎) ページ23

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神「おかしいィなァ」

神「ここは晋助の部屋だったはずだけど」

神「晋助はデリヘルを家に呼ぶタイプだったかァ」






濡れた髪にタオルを被り、短い丈の薄い部屋着で我が物顔で座椅子に座るA。
だが、脚を組みながら携帯を触る姿はどうにも不機嫌で、面白く無さそうに、行為で神威はそれを更に煽る。







神「晋助の匂いがする」



貴「…晋助の部屋だからねェ」



神「そうじゃなくてェ、」

神「…お前からだヨ」







Aが抵抗しない事をいいこに、足の間に自分の足を滑り込ませて指で軽く顎を上げる。
無理矢理合わされた目に、Aから逸らす。








貴「晋助のくせに」

貴「良いシャンプーだったよ」



神「気に食わない」








髪から落ちる水滴。風呂上りだからか首筋まで赤い。






貴「…私だって気に食わない」

貴「神威」

貴「GPSって、どうやって解除すんの?」






神威の顔が機械的な明るに照らされた。





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作者名:み子 | 作成日時:2016年7月26日 20時

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