53話 ページ4
Ｓ side
雅紀が俺らを必要としてる。
O 「あーばちゃん。俺らと関わらないっていう
約束取り消してくれる？」
A 「...いいの？...」
Ｓ 「あたりまえだろ？」
A 「分かった。取り消すよ...。」
O 「やったぁ！あーばちゃん、おかえり！」
Ｎ 「とりあえず、保健室に戻りますか？」
J 「そうだな。」
A 「ちょっと、離れて...。歩きづらい、から。」
O 「やだー。」
もう智くんは雅紀にベタベタくっついてる。
4人とも笑みがこぼれて、抑えきれないみたいだ。
保健室に着けば生田先生は椅子に座って窓の外を
見ていた。
Ｎ 「あれ？仕事は？」
I 「..あぁ、、終わった、？、、」
J 「何で疑問形なんだよ。」
I 「まぁ、いいじゃん。
雅紀？おいで？」
A 「うん。」
そう言って雅紀は智くんを剥がして生田先生の元へ
行った。すると生田先生は雅紀を抱きしめ、
I 「やっと気づいた？雅紀にはあの４人が必要
だって。言ったでしょ？まさきの過去を
知ってもあの４人は離れていかないって。」
A 「うん。斗真くんの言うとおりだった。」
I 「ま、雅紀に一番必要なのは俺だけどねぇ！」
そう言って生田先生は俺らをニヤニヤしながら
みた。もちろん、あの人が黙ってないわけで、、
O 「何言ってるの！あーばちゃんは俺のだよ！
ね？あーばちゃん？だからこっちに戻って
おいでよ〜。」
A (...ギュッ..。)
そう言われ雅紀が向かって腕に抱きついたのは
潤だった。
J 「お？」
O 「えー！？なんで？」
A 「一番安全そうだから。」
Ｎ 「ちょっと待って、まーくん。俺も危険人物
なの？」
Ｓ 「俺も？」
A 「だって３人さ、うちに来た時俺のベッドに
ダイブして俺の匂いだって言って嗅いでたもん｣
｢｢｢あ..｣｣｣
J 「え、あんたらそんなキモイことしてたの？」
I 「犯罪レベルだよそれ。」
Ｓ 「いや、誤解だよ！」
Ｎ 「そうですよ！」
O 「あーばちゃんの匂い、いい匂いなんだよなー」
Ｎ 「ちょっと、大野さん！余計なこと言わなくて
いいから！」
Ｓ 「智くん黙ってて！」
A 「ふふっ。」
｢｢｢｢え？｣｣｣｣
今、笑った？雅紀が笑った？
A 「え？なに？｣
Ｎ 「まーくんがの笑顔、、」
I 「雅紀の笑顔ちょーかわいいだろ？」
O 「もぉ、、あーばちゃんかわいすぎ！」
智くんが雅紀に飛びつこうとしたら、潤が
蹴り落とした。(笑)
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あーば - めっちゃよかったです (2018年8月26日 19時) (
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作者名：幸 | 作成日時：2017年5月4日 12時
