ストーリー27 ページ28
-るぅと-
『さぁ今回仕掛けるお方はァ、、、
ころんくんでーす.゚+.(´∀`*).+゚.』
朝の4時半。僕は今、すとぷりのチャンネルにあげるドッキリ動画を撮っている。
ほんとならAが来てるからこういうのはしない予定だったんだけど、唯一今日だけはころちゃんがしっかり寝てくれてんだよなぁ。
いつもなら動画撮ったり編集したりで4時半は大体起きてるから今がチャンス!!
『今回は莉犬くんのときみたいに電話じゃなくて、なんと、、、なんとなんとなんと!!』
『ころんくんのお部屋に突撃したいとおもいまーす!!』
『さて、ころんくんはどんな反応をs』
‘カランッ’
『。。。』
えぇ。動画に音入ってないかなぁ。
でもたしかに1階から音が聞こえた、、、、。
お化け、、なわけないか。こんな男6人の家にお化けはないか。
『見て、、、、みますか。』
‘コツッコツッ’
ゆっくりと階段を降りていく。
あっそういえばAがリビングで寝てたんでしたっけ!
Aの寝顔が見られるなら1階まで来てよかったのかも。
なんだかんだですぐ1階につく。
『Aー。さっきこっちで音が、、』
リビングに向かって歩きながら言うと、くしゃくしゃのブランケットだけが残ったソファが見える。
『?、、A?』
ゆっくりと1階を回っていく。
キッチンの方までくると、ちらっと視界の端に床にころがったプラスチックのコップが移る。
と同時に倒れて苦しそうに息をするAを見つけた。
『Aっ!? 大丈夫ですか!?』
聞いても返事はなく、気を失っているようだった。
『寒、、、』
やけに肌寒いとおもい、エアコンのリモコンを見ると23℃。
1晩この気温で過ごしたなら風邪をひいてもおかしくはない。
『(とりあえずベッドに移動しないと、、)』
この部屋は寒いし、温度があたたかくなるにはそれなりの時間が必要だろう。
ぼくはソファはやめて、とりあえずベッドに連れていくことにした。
『っ////』
Aをお姫様抱っこするのは少し照れくさいような気もする。だが今はそんなこと言ってられない。
持ち上げると、Aの小さな体がすっぽりと簡単に埋まってしまう。
『軽すぎ、、、。ちゃんと食べてるんですかね、、』
思わずボソリと口に出してしまう。
『それより、、急がないと、、』
ぼくはAを抱き抱えたまま、早足で部屋へと向かった。
269人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フェアリー - ツンデレって、可愛いよね?ね?(圧)ということで結論 ツンデレ=最高(何言ってんだこいつ) (2021年11月14日 22時) (レス) @page1 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
(`∀`⊂) - でも面白いです! (2019年10月24日 19時) (レス) id: dbe2a2ad53 (このIDを非表示/違反報告)
(`∀`⊂) - あの、、、関西弁変ちゃいます?気にさわったんならすいません。 (2019年10月24日 19時) (レス) id: dbe2a2ad53 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - おおお? (2019年10月18日 22時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - 元乃猫です! え!続きタノシミ!!! (2019年10月17日 18時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Aiai | 作成日時:2019年8月15日 23時