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檜 「 おはよ、まだ青木だけ？ 」
青 「 おはよう、うん。俺だけ。 」
今日は雑誌の撮影。メンバーは7忍。
昨日の事もあったから、Aさんの事心配で、少し早く事務所に来た。
多分まだ、私のせいで…とか思ってると思うから、
『 ...おはようございます、あれ、2人とも早いね。 』
少しして、Aさんが来た。
表情は…うん、昨日までの辛そうな感じはない、
元 「 はよー、 」
内 「 おはよー！ 」
すぐにほかのメンバーも来て楽屋が少し騒がしくなった。
みんな口々にAさんに大丈夫？と声をかけている。
『 ……改めて、今回は迷惑をかけてほんとにごめんなさい。みんなを支えるべきスタッフが自分の問題にみんなを巻き込んでしまって、ごめんなさい。 』
元 「 …Aさん、 」
『 助けてくれて、本当にありがとう。今日からまた一生懸命頑張るので、よろしくお願いします。 』
Aさんはそう言って頭を深く下げた。
檜 「 ちょ、顔上げて、Aさんがそんな謝る事ないじゃん。俺らが勝手に首突っ込んだんだし。 」
元 「 そーそー、辛そうなAさん、ほっとけなかったんだ、あのまま何もしないで、またAさんが何かされたら俺らすっごい後悔してたと思うし。 」
俺達がAさんの役に立ててすげーよかったって思うんだよね。
今まで支えてもらってばっかだったから。
『 みんな、本当にありがとう… 』
そう言って笑った顔にはまだ絆創膏が貼ってあるけど、
俺らの大好きなAさんの笑顔が戻ってきてて、
ほかのメンバーもほっとした顔してる。
『 湧くん、怪我の具合はどう？ 手当てし直そうか？ 』
元 「 んーん、朝自分でしたから大丈夫。全然大した事ないって！ 」
内 「 湧はおバカさんだから大丈夫だよぉ 」
元 「 おい！どーいう意味だよそれ！ 」
喧嘩し始めたうちわくを見てみんなゲラゲラ笑ってる。
Aさんも少し眉を下げて微笑んでいて、
良かった、いつもの俺達に戻った。
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作者名：あい | 作成日時：2023年3月23日 2時
