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ある日の放課後。
まだ仕事が残っているにも関わらず、やる気が出なかったので。
ブラブラと商店街を散歩していた。
すると。
向こうから、見覚えのある金髪の生徒が歩いて来た。
前、本屋で立ち読みしていた子だ。
そして、相良くんが倒れていた現場から逃げて来た事もある。
ツンツンにたてた、すごい髪の友達と、かわいい女の子と一緒だった。
「こんにちは！」
私、とびきりの笑顔で声をかけた。
「あ…こんにちは…」
かわいい女の子は驚いて、金髪くんの顔を見る。
まさか、こんな派手な年上の女が、声かけて来るとは、思わなかったんだろう。
「あ…この前のお姉さんじゃん。」
金髪くんは嬉しそうに、ニコニコする。
かわいい。
「…誰だよ、三橋。」
髪ツンツンの生徒は、興味しんしんな顔で金髪くんを見た。
金髪くんは、三橋くんっていう名前らしい。
「ああ、前ちょっとね…。」
三橋くんがちょっとカッコつけて言った。
意味深な事を言うから、横にいる女の子が不安そうな顔をしてる。
この子、三橋くんの事好きなんだな。
「私、A。よろしくね！」
私、とびきりの笑顔で言うと、男子2人、反射的にヘラッと笑った。
「俺、伊藤です。」
ツンツン頭くんは、伊藤くんというらしい。
三橋、伊藤…。
どこかで聞いた名前だなぁ…。
女の子は、不安そうな顔で私を見上げる。
「ねえ、最近、会ったよね。路地裏で。」
私が言うと、
「ああ、そうだっけ？」
と、三橋くん。ちょっととぼけた表情をする。
「開久の子達と喧嘩していたでしょ。」
私、探りを入れようとするけれど。
「そんな昔の事、忘れちゃったよ。」
だって。
でも、この顔は絶対覚えている。
それから。三橋くんは、急に私の肩に手を回すと、
「それよりさ、(名前)ちゃん。これから茶店でも行かない？二人っきりで！」
と、カッコつけた声で囁いた。
「三ちゃん！！」
女の子が怒っている。
「なんだよ、理子。おめえーらは帰れ、帰れ！」
三橋くんは、私の肩を組んでいない方の手で、しっしっと手を振って追い返すジェスチャーを
した。
「おい三橋〜」
「伊藤も帰れ、帰れ！」
と、呆れ顔の伊藤くんに言った。
その時。
「おい！」
と、後ろから低い声が聞こえた。
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ahirusansan - シオンさん» いつも見てくださって、ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月7日 15時) (
レス) id: 7544d346f2 (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - ahirusansanさん» 頑張ってください！ (2019年1月7日 6時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 元キャバ嬢で先生って設定初めて見ました！話もとても面白くていつも見てます！これからも更新頑張ってください！ (2019年1月6日 21時) (レス) id: 5b3c942593 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan - クソすぎる駄作者さん» ありがとうございます！更新遅めでごめんなさい！37あたりに付け足し入れました〜 これからも頑張ります！ (2019年1月6日 18時) (レス) id: 7544d346f2 (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - 設定やストーリーが色っぽい…wめっっっっちゃワクワクしながら見てます！ (2019年1月5日 2時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ahirusansan | 作成日時：2018年12月13日 0時
