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ウィンターホリデーで監督生と会話 ページ35

ウィンターホリデー
冬である。時々こっそりと夜に監督生の所へ来ている。
監督生は「あ、天使!」と言った。
A「天使?」
監督生は頬を赤くし「全体的に白っぽいですし」と言った。
A「私は大それた方ではないですし…普通に魔法使いと読んでください。」
監督生は笑顔で「はい!天使」と言った。聞いてないな?
何処かでケラケラとしてる声が聞こえるが誰だろうか。
A「私以外に客が居ますか?」
監督生は首を横に振る。
真逆、また霊?
前来た時にも気配があったけどな。
A「そうか、最近で何か奇妙な出来事はないですか?」
監督生「そうですね…鏡が光るんです。」
鏡が光る?
夜に鏡が光り、黒い影が見えるらしい。
監督生が大きい円にそれぞれ左右斜めに一つずつ円がくっついたみたいなものを描いた。

おいおい、嘘だろ。
魔法使いの弟子…ミッキーマウスじゃないか。

しかし、元の世界へ帰れるキーはそこにあるのか。
少し元の世界へ帰れる可能性がある。
A「監督生、もしかしたら帰れるかもしれません。しかし、情報が足りない…。此方も何か繋がりがないか調べますね。」

まずは一つ。
メモに監督生の出来事を書いていく。
このまま帰ろうとしたら腕を掴まれた。
振り返ると監督生は「その…」と目を泳がせる。
A「話に乗りますよ。監督生。まずは今日の出来事が気になりますね。」
監督生は微笑みながら話した。


A「スカラビア副寮長がオーバーブロットですか。」

ジャミルは母親に父親が言ったのように対等な立場ではダメと言われた。
その場に居たカリムが激怒してオアシスメーカーをしようとする。ジャミルは必死に止めようとするが魔力の使い過ぎで闇堕ちバーサーカーになったと。

…闇堕ちバーサーカー?
でも宴は良いな。

A「そうなんですね。」
監督生が「これ良かったらどうぞ。」とカレーとスイカを出す。
A「では、有り難く。」
監督生はずっと笑顔でいる。
…なんとか元の世界に帰さなくては。
俺は再びそう強く決意すると、「ふな〜」と猫のような声がする。
ルチウスは此処に来ないから、恐らく魔獣。
監督生が斜め下に視線を送る。
視線を辿れば黒い耳に青い炎が特徴的な猫みたいな魔獣が居た。
魔獣は俺に気づくと寝ぼけ目を更に開ける。
魔獣「子分、この白っぽいヤツ誰なんだゾ?」
監督生は口を開き












天使

と言った。

グリムは呆れたように前足を組む。
監督生、疲れてるのか?

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設定タグ:転生 , 救済   
作品ジャンル:ファンタジー
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たろ。(プロフ) - パ、パ、パ、パパぁ!!!!! (2022年7月7日 15時) (レス) @page9 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/be moon  
作成日時:2021年11月28日 19時

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