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監督生と手紙 ページ26

首輪がつけられているのは、寮長に規則違反したのがバレてユニーク魔法で首を刎ねられたと。
こっそりと勝手にイチゴタルトを食べるのは良くないと思うな。
トレイ副寮長がお詫びとしてマロンタルトを作るのを提案した。
まずは栗を拾う。
グリムが途中で黒い石を見つけて食べた。
マロンタルトを作って何でもない日のパーティに出したら、これもルール違反だった。
リドル寮長は「まぁ、でも上出来じゃないか。受け取るよ。」とニッコリしてマロンタルトを見た。
ケイト先輩は甘いものが苦手らしい。
トレイ副寮長がタルトの代わりにキッシュを用意した。

パーティは盛り上がったし楽しかった。
またパーティに参加しようかな。
夢に出てきたグレートセブン…ハート女王は凄い暴君だったな。

次に夢に出て来たのはライオン、怠けた感じだったけど…これもグレートセブン像にあった。
起きると枕元に白い封筒があった。
異世界の者へと書かれてる。
開けて手紙を読む。

近況報告
奇妙な事に馬車や棺は異常は無く、寮分けの魔法の鏡も問題はありません。
完全に手違いで此処に来た事になります。
其方は何か解決の糸口は見つけられましたか?
返信をお願いします。


此の人も学園長と同じく異世界に帰る方法を調べているのか。
貰った紙に特に解決方法は見当たらないと書いた。
書いたのは良いけど、届け場所が見当たらない。
テーブルの上に置くと何処からかバサっと翼を広げる音がした。
窓に白い鳩が立っていた。
鳩は紙を咥えていた。鳩はそっと僕に近づき紙を離した。
紙にはこの鳩は郵便物を届けると書いてあった。
鳩はテーブルに行き、紙を咥えて窓から飛び去った。

鳩に届けさせるのか。

マジフト大会では、僕は頭を打って気絶したから決勝戦は見れなかった。
決勝戦ではサバナクロー寮とディアソムニア寮の対戦だった。
途中から天候が変わり雨が降ってきたから学園長は中断しようと言ったけど、レオナ寮長は不敵に笑い「その必要は無い」と言った。
レオナ寮長は雨を砂にし、砂埃を起こさせてディアソムニア寮生達を怯ませた。
後一歩で勝てそうなのに、天候が大きく悪化した事から仕方なく中止になった。

ジャックは「折角のチャンスだったのに。」と落胆した。
ジャックはレオナ寮長のファンでよくマジフトを観戦してるらしい。
真逆、レオナ寮長に甥がいたのは驚いた。

夜に手紙が届いた。

僅かですが、どうぞと1000マドルを添えてある。

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設定タグ:転生 , 救済   
作品ジャンル:ファンタジー
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たろ。(プロフ) - パ、パ、パ、パパぁ!!!!! (2022年7月7日 15時) (レス) @page9 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/be moon  
作成日時:2021年11月28日 19時

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