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しくじりグレートセブン3 ページ23

アズールはじわじわと机に沈む。
A「救いはありますよ。」
すぐにアズールは顔を上げるが、出るのは「死ぬ時、復讐は虚しいと悟った。」と槍をグサっと深く刺されたように沈んだ。

俺は完全に鬱に堕ちたアズールを気にせずに「では、次に」と言うが、ジャミルが「待て待て待て」と慌てる。
ジャミルは「心の準備を」と言うが
「賢者は優秀でペテン師を見破るが、ランプで自身の最後の願いで失敗。宇宙一の魔法使いになったら代償としてランプに閉じ込められ、元頼み先の者によって遠くの彼方へ飛ばされた。
失敗は慢心と油断
彼は頼み主がいない間はランプの中に閉じ込められるまま。」と俺はスパッと言った。
ジャミルは頭を抱えた。
ジャファーは死亡している訳ではないから良いだろう。
ジャミル「海の魔女よりは大丈夫…大丈夫…」
ちょっと細い声になっているが大丈夫か?
カリムはオロオロとし、ジャミルの背中を撫でた。

A「では、気を取り直して…ヴィル寮長、美しくあるために奮励した者は?」
ヴィル「賢者の隣の女王でしょ。」
黒板についている女性の石像の写真を指して言った。
A「では、ルーク。何故美しくあろうと努力したのか。」
ルークは「彼女のこだわりかもしれないね。」と言った。
…女王は姫の良き継母であろうとした。しかし、父親が女王…グリムヒルデを醜いと言った。
魔法の鏡の本質は父親である。常に一番でありたいのは、一番であれば皆に良いと受け入れてくれる、でなければ愛されないと思ったからだ。
夫である王は亡くなった。
魔法の鏡は女王が一番美しくないとなった途端に笑顔になった。

これらのことを言えばヴィルは撃沈した。
俺は黒板に父親と自分の魅力の理解不足と原因を書いた。

A「冥府の番人は年中無休で冥府で働いた。イデア寮長、彼は何を導く者でしたか?」
イデア「死者の魂。」
A「そうですね。陰気な所で働くのを嫌になって、遂にある薬を使用することになった。オルト、その薬は何か。」
オルト「神を人間にする薬。」
ハデスはヘラクレスを人間にしようとするが、一滴残したために神の力が残る。
試行錯誤して漸くボスの座を手に入れたが、ヘラクレスが恋人を救い出した。
ハデスは黄泉へ落とされてしまった。
原因は休憩無しと他の神々の気遣い不足

イデアは意味の無い文字を並べて沈んだ。


A「では、最後に茨の魔女について。」

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設定タグ:転生 , 救済   
作品ジャンル:ファンタジー
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たろ。(プロフ) - パ、パ、パ、パパぁ!!!!! (2022年7月7日 15時) (レス) @page9 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柳玲霊鑑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/be moon  
作成日時:2021年11月28日 19時

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