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5月21日 / 金 / 晴れ
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「Aが持ってるやつなにそれ？」
『ん？サークルのビラ』
学食を食べている時、横でネギトロ丼を頬張っていた慎太郎が私の手元にあるビラを見て不思議そうに言った。
サークルの勧誘だよって言えば、大学生といえばサークルだよなぁ！ってなんかテンション高い。
ジ「Aちゃん入るの？サークル」
『迷い中』
田「俺、サークル入りたい！！楽しそう！」
高「飲みサーとかあるから気をつけなって前言われた」
京「誰に？」
高「新歓に行った友達」
��え、お前友達いたの！？��とジェシーくんに絡まれて首を絞められてる高地くんを横目に、うどんをすすっていると
「新歓だけでも行ってくれば？」
『え？』
「そこで友達できるかもだし」
あっという間にご飯を平らげていた慎太郎が、肘をつきながらこっちを見る。
今日、あるんでしょ？とビラに書かれてる日付を指さして。
そんなこと言うと思ってなかった…
田「なんか、大学入ってから慎太郎が大人に見えるぞ…」
「俺も大きくなったよなぁ！？」
高「今の返しは大人じゃない」
まぁでも、時間があるならサークルに入って
大学生らしい思い出を作るのも一理あるのかもしれない、よね。
『…そう言ってくれるなら新歓だけでも行ってみようかな』
「うん、楽しんでおいで」
そう言ってふにゃりと笑った慎太郎。
その真向かいに座っていた田中くんが、��お前、心配じゃねぇの？��と言う。
「なにが？」
田「いや、新歓なんて出会いの場だぜ？こんな可愛い子を誘う男、山ほどいるぞ？」
ジ「あ〜たしかにねぇ」
『そんな事ないと思うよ』
私の否定の言葉は全く彼らに届かず。
さらに田中くんとジェシーくんは、俺らのほうが不安になっちゃう、と何故か慌てている。
ジ「いいの？慎太郎いいの！？」
田「俺なら行かせたくないな！不安だもん！なんか！」
「俺のAだから不安はないよ」
慌てている2人に、慎太郎は余裕な顔をしてそう言った。
え……今、
京「慎太郎ってこういう事さらっと言うタイプ？」
田「おい、…本当に大人になってるじゃんかよ」
ジ「…慎太郎に惚れた」
高「なんか俺が恥ずいんだけど」
あれ？変なこと言った？みたいな慎太郎と、嬉しくて口角が上がってしまう私。
そしてビックリしてる4人。
学食内が一瞬静かになったのはコレのせい。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ニコさん» ニコ様、ありがとうございます！うわぁん、続編希望ですね、、！優しいお言葉もありがとうございます( •̥ ˍ •̥ )続編については少し考えさせていただきますね！今後ともどうぞよろしくお願いします！ (2021年11月5日 15時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 大学編完結おめでとうございます！やはり同棲編か社会人編を見てみたいです泣お時間ある時で大丈夫なので期待です！！新作も期待しております！よろしくお願いします！！ (2021年11月5日 4時) (レス) @page39 id: e62759c3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2021年9月16日 0時
