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『ここからの眺めもスゴすぎる…！！』
「うわ！やべぇな」
部屋はディナーを食べたレストラン階の3個下。
廊下を歩く時点でやばいと思ってたけど、もちろん部屋も凄かった。
ベッドにダイブしたかったけど、高そうだったからやめた。
それにまた夜景も凄く見える部屋で、ずっとガラスにへばりついてた私。
レストランにいた時は他のお客さんも居たからあんまりはしゃげなかったけど、ここは2人だから存分に。
「あれ、俺らの大学のほうじゃない？」
『どれ？』
「あっちあっち」
後ろから手をついて一緒に見てくれる慎太郎も、さっきよりはしゃいでて。
『慎太郎、ありがとう』
あれだよ、って指さしてる彼の横顔を見上げてそう言えば、��喜んでるA見れて良かった��って頭を撫でてくれる。
『すっごいサプライズだよ』
「ずっとやりたかったからね」
『だから今日、パーカーに短パンじゃないんだ』
「あたりまえでしょ！今日はカッコつけたいじゃん」
『…どんな慎太郎もカッコイイけどね』
私にとっては貴方という存在がいれば十分だし、バスケしてる慎太郎も皆とはしゃいでる慎太郎もカッコイイの。
夜景をバックに、いくつか写真を撮った後
一緒にお風呂も入った。
その後はルームサービスでシャンパンを頼んで。
『今だけ富豪になった気分』
「リッチなことしてるよ俺たち」
まさに夢のような時間。
2人でたわいもない会話をしながらシャンパンを口に運んで、ほろ酔いのいい気分になって。
『あ、…田中くんからなんか来てる』
「ん？なに」
『��慎太郎、ロマンチストでむかつく��だって』
なにかと思えば、さっき撮った写真をストーリーにアップした反応だった。
「根っからのロマンチストだからねぇ」
『それは違うでしょ』
「否定しないでよ」
隣に座っていた慎太郎が、私をひょいっと膝の上に乗せた。
「A、」
『ん？』
「愛してる」
きっと酔っ払ってるからだ。
普段絶対言わない言葉をさらっと言ってのけた彼のせいで雰囲気が一気に変わる。
数秒見つめ合う私たち。
「21歳なりたてのA、味わってい？」
『…うん』
ここまでしてくれた慎太郎に対して拒否権なんてないに決まってる。
「生まれてきてくれてありがとう」
ゆっくり合わさった互いの唇は、シャンパンのせいで少し湿っていた。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ニコさん» ニコ様、ありがとうございます！うわぁん、続編希望ですね、、！優しいお言葉もありがとうございます( •̥ ˍ •̥ )続編については少し考えさせていただきますね！今後ともどうぞよろしくお願いします！ (2021年11月5日 15時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 大学編完結おめでとうございます！やはり同棲編か社会人編を見てみたいです泣お時間ある時で大丈夫なので期待です！！新作も期待しております！よろしくお願いします！！ (2021年11月5日 4時) (レス) @page39 id: e62759c3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2021年9月16日 0時
