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『店長、今日はありがとうございます！』
いつもより早く店に行けば、扉には営業終了の看板がぶら下がってる。
気にせず扉を開ければ、そこにはせっせと飾り付けをしている店長、と風磨さん。
��慎太郎には前に助けてもらったからなんてことねーよ��とこのサプライズに協力してくれる店長は優しさの塊でしかない。
『風磨さんも、今日はサークルなかったんですか？』
菊「サークルなんて好きな時に行くもんだから」
『そう、なんだ…』
菊「ほら、Aちゃんケーキ取りに行くんでしょ？」
そうだった。
急いで飾り付けの準備を済ませ、近くのケーキ屋さんで予約していたものを受け取りに行く。
不器用な男2人が、これはどこ？そっち！？なんて慣れない事をしてるのを見るだけで涙でそう。
まぁなんとか形になった内装。
慎太郎抜きのグループラインに準備OKと送信すれば、すぐに付く既読。
��今から連れてく！��と返信が返ってきて、
私も急いでメイクを直す。
バン！と開けられた扉から、慎太郎が入ってきた。
「うぇ！？」
目隠しされた状態でお店に入ってきた彼は、何！？どこ！？なんて嬉しそう。
『はい、落ち着いて』
「あれ？A？」
Aの声だ！？なんでぇ？と目隠しされたまま私の声を当てた慎太郎。
少し落ち着いた隙に目隠しを取る。
「え！？」
『慎太郎、お誕生日おめでとう！』
ここが私のバイト先だとすぐにわかったようで。
皆で盛大にクラッカーを鳴らすと、何もかも理解したらしい慎太郎が��うわ！やられたぁ！��なんて爆声をかました。
ジ「AHAHA！うるせー！」
田「サプライズ成功したぁ！」
もう表情といい声といい全てから��嬉しい��という感情が滲み出てる慎太郎を見て、私達もほっこり。
店長の作ったご飯がたくさん並んだテーブルに皆で腰掛けて、あっちゃこっちゃと喋りながらの誕生日会が行われた。
菊「いや、お前らピュアでカワイーよ」
私達のいつものような光景に、風磨さんは傍から見てて��カワイイ��と思うらしい。
菊「なんかさ、まだ高校生感が抜けてない感じがいいね」
田「言っても風磨もあんま変わらんだろ」
菊「いや？俺は結構さ？もう大人になっちゃったから」
京「え？そうすか？そんな風には見えないけど」
菊「あ、え？初対面なのに辛辣だね？君」
何気に慎太郎と田中くん以外は風磨さんとはじめましてです。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ニコさん» ニコ様、ありがとうございます！うわぁん、続編希望ですね、、！優しいお言葉もありがとうございます( •̥ ˍ •̥ )続編については少し考えさせていただきますね！今後ともどうぞよろしくお願いします！ (2021年11月5日 15時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 大学編完結おめでとうございます！やはり同棲編か社会人編を見てみたいです泣お時間ある時で大丈夫なので期待です！！新作も期待しております！よろしくお願いします！！ (2021年11月5日 4時) (レス) @page39 id: e62759c3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2021年9月16日 0時
