ダブルパンチ ページ12
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6月30日 / 水 / くもりのち雨
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この時期になると、天気が不安定だ。
しかも最近は夏がくるのが早い気がする。
もう暑いし、ムシムシするし、台風くるかも、だし。
『………っ、』
授業中、なんとなく気づいてた。
＿＿＿＿＿＿＿偏頭痛に。
しかも、女の子の日でもある。
『タイミングわる……』
お腹の痛みはなんとか、まぁ。
クスリを飲んで抑えているものの、偏頭痛の方は効いてないみたい。
「A、お腹痛い？」
高校の時、生理痛が酷くて苦しんでた私にずっとお腹を壊していたと勘違いしていた慎太郎はもういなくて。
あれから学んだのか、お腹を抑えている私を見ると今日アレ？とさりげなく確認してくれるようになった。
『ううん、お腹はクスリが効いてるんだけど、頭痛くて』
「まじか、今日曇ってんもんな。」
偏頭痛持ちだという事も知ってる彼は
酷かったら家帰りなね、と頭を撫でてくれた。
その優しさだけでも少し痛みが和らいだ気がするからこれまた不思議。
田「今日の夕方から雨だって」
高「え！俺、傘持ってねー！」
京「コンビニで買えばいいじゃん」
高「金ねぇんだよ！」
金欠の高地くんが荒々しく声を張って、隣にいる京本くんに怒ってる。
��これだから金持ちは��って
半分呆れてるようにも見えるけど、
その声がガンガン私の頭に響いてて
『…っ、』
「高地、お前うるせぇ」
高「慎太郎に言われたくねぇんだけど」
ジ「コーチィィ！お口が悪いよ！」
田「これだからハマの番長は」
高「おい、それやめろって！」
私に気づいた慎太郎がさりげなく高地くんの大声を制してくれようとしたんだけど意味ナシ。
いつも人一倍大声の彼に言われても、そりゃそう返すよね。
私もそう言うもん。うん。
だから、私がどっか行けばいいんだ。
『次の教室、遠いからもう行くね』
田「え、そうなの？」
京「A、早くない？」
確かに早いけど。でも、教室で授業始まるまで寝てたらマシになるかなって。
準備もあるしー、なんてテキトーに言って席を立つ。
………あ、やばい。
いきなり立ったせいで、気を失った。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ニコさん» ニコ様、ありがとうございます！うわぁん、続編希望ですね、、！優しいお言葉もありがとうございます( •̥ ˍ •̥ )続編については少し考えさせていただきますね！今後ともどうぞよろしくお願いします！ (2021年11月5日 15時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 大学編完結おめでとうございます！やはり同棲編か社会人編を見てみたいです泣お時間ある時で大丈夫なので期待です！！新作も期待しております！よろしくお願いします！！ (2021年11月5日 4時) (レス) @page39 id: e62759c3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2021年9月16日 0時
