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「残念！！俺の連絡先はメニューにございませんので！」
なんて上手く交して、慎太郎は掴まれた手をさりげなく離す。
それでも女性達はしつこくて。
酔ってるから仕方ないのかもしれないけど、あまりしつこいと嫌われますよ、なんて心の中で呟いた。
女「え〜なにそれぇ〜」
女「ずるーい！逃げないで教えてよ！」
「あはは、すんませんね〜」
テーブルの片付けを終えて、キッチンへお皿を持っていく為に慎太郎の後ろを通った。
すると急に彼が私の腕を掴む。
そして、びっくりした私と、そんな私を見る女性達を気に止めることなく
「嫉妬しちゃう子がいるんで。…な？A」
と言った。
え…と固まる私はどうすることもできなくて。
同様に女性達も口をパクパクさせながら慎太郎を見てる。
「…じゃ！失礼します！」
彼女いるんじゃん…と女性達が気づいた時には、慎太郎にキッチンまで引っ張られてて、
そこにいた風磨さんも田中くんも、��やるじゃん慎太郎！��と彼を褒めてた。
菊「でも俺なら目の前でチューしちゃうね」
田「俺の彼女だ！ってな」
「やだよそれは」
店長も慎太郎をかっけぇ！と褒めては、今度のメシ代もチャラ！なんて大盤振る舞いな発言。
『びっくりした…』
「ごめんね、嫌だったでしょ」
『ううん、大丈夫』
別に彼女がいるって言うこと自体は全然嫌じゃないし、むしろ嬉しいけど…
「え、なに…？」
腕まで捲っていたシャツを無言で下ろしてボタンまでとめた。
『私の……』
「ん？」
『私しか触っちゃダメ』
…あれ、いつからこんなに小さくなった私。
別に腕くらい、触られたっていいじゃん。
だけど、なんか今日は嫌だったの。
「ん、わかった。」
菊「Aちゃんってこんな可愛いことすんの…？」
田「…これやべぇだろ」
菊「慎太郎、ずる！俺も彼女欲しい！」
「ずるくねぇ！彼氏の特権！」
まだバイト中だって忘れてた…
はっ、と気づいて急いで慎太郎から離れる。
菊「なぁ、お前らもここで働けば？」
田「え！働きたい！ここ好きだし！」
「仕事の内容的には今までとあんま変わらないしな！」
ほぼ居すぎて店のメニューも完璧な2人は風磨さんに働けば？と誘われて心底嬉しそう。
だけど、
『やめて絶対』
田「めっちゃ嫌がるやん」
店長もそれだけはムリって急に辛辣。
コスト削減！らしい。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ニコさん» ニコ様、ありがとうございます！うわぁん、続編希望ですね、、！優しいお言葉もありがとうございます( •̥ ˍ •̥ )続編については少し考えさせていただきますね！今後ともどうぞよろしくお願いします！ (2021年11月5日 15時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 大学編完結おめでとうございます！やはり同棲編か社会人編を見てみたいです泣お時間ある時で大丈夫なので期待です！！新作も期待しております！よろしくお願いします！！ (2021年11月5日 4時) (レス) @page39 id: e62759c3bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2021年9月16日 0時
