九拾 ページ46
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『さねみ〜おてて、どけて?』
不死川「無理!無理!!」←
Aの肩を押していた手で目元を強く押さえ、首をこれでもかと言うほど振る。
Aは馬乗りの体勢がしんどくなったのか、不死川のお腹の上にちょんと座った。
正確にはお腹より少し下の位置、皆さんが考えているであろう位置にわざとお尻を当てる。
不死川「オイ!!!座んじゃねェ!!降りろ!!退け!!」
『ん〜?なーんで?りゆーいってくれないとわかんないよ〜』←
不死川「良いから!!はよ退けやァ!!」
必死に退かそうとする不死川の口とは反対に、身体は正直に反応する。
自身の身体である不死川も、その上に座っているAも、見ている宇髄も、そういう反応する身体を察した。
『ふふっ……でも、からだは〜しょーじきだよ?』
不死川「うっせェ!!!」
『ここも、こ〜んなにおーきくしちゃって♡』
Aは床についていた手を不死川の下半身に伸ばす。
不死川「ちょっ!!ホントにやめろやァ!!」
『なら、てーこーしてみなよ?
ほんらい、おんながおとこのちからにはかなわないんだから…
ほんとーに…や、ならつきとばすでもなんでもすれば?』
不死川「っ……」
『ちょっとは…きたい、してんでしょ?』
不死川は目元を押さえていた手を離し、再び肩を押そうとした。
けれど、それより先にAが不死川のベルトを外し、
見とけと言われた宇髄もAの声、話し方のせいで何時もより何倍も色気を感じ、下半身を押さえていた。
『ん。ぼくが、ほかのことをわすれるくらい、きもちヨクして…あ、げ、る♡』
その、Aの台詞を境に脱がしきった
『っ……!!』
バサッ
事は無く、不死川の上に倒れ込んだ。
不死川は倒れてきたAを支えつつ、彼女の後ろに目を向けた。
そこには悲鳴嶼さんが立っていた。
目の覚めた悲鳴嶼さんが周りの状況を把握し、現況のAに手刀を入れ、気絶させたのだ。
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時