八拾参 ページ39
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皆はすこしでもお酒を口にする。
けど、Aさんは一口も飲まない。
不死川「あ?美累飲まねェんかァ?」
『あぁ、この間知り合いと飲んで我を失うほど酔っちゃったんで、今日は自重しようと。』
!?酔った?
Aさんが??Aさんに渡り合える人が居るってことですか??
周りの人も皆驚いた顔をしていて飲む手、食べる手が止まっている。
けどもう酒瓶に薬を入れてしまってるから一口でも飲んでもらわないと……。
しのぶ「でも折角だし飲みません?かなり酔いそうになりましたら私が止めます。」
蜜璃「そうよ!皆集まれるのなんて三ヶ月に一度なんだから飲みましょう!」
私の意見に甘露寺さんも賛同してくれる。
私はそれに合わせてAさんにお酒を注ぐ。
『わか……った。』
宇髄「つーか、お前と対等に飲み合えるやつなんて早々居んのかよ。」
『あー、うん。酔いが回るのが遅いらしくて全然普通に。
って言っても瓶七本ちょいくらいだけど。』
七本……?!
嫌それでも凄いですよ……私は一本飲むくらいでもほろ酔いどころでは無いですから……。
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sideA
お酒を一緒に飲んだのはむーちゃん。
酒に私の血を入れれば今まで味がしなかった物が食べる飲める様になるらしく、むーちゃんの久しぶりのお酒を調子に乗って飲みまくった。
結果、僕が先に酔いつぶれた。
僕は酔っても記憶が残るらしく、あの時見せた醜態を今でもありありと覚えている。
いっその事全て忘れ去りたかった……!!
しのぶさんに注いでもらったお酒を飲んでから数分。
まだ全然飲んでいないのに身体が火照ってきた。
酔ってきた……?まだ一本にも満たして無いのに?
頭が少しだけボーッとしくてる。
お酒は前回と同じ筈。だとすれば考えられるのはただ一つ。
『しのぶさん、薬が何か入れました?』
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時