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五拾捌 ページ13

side猗窩座




唐突だが、あの御方が少し気味が悪い。



いきなり何言ってるんだと思うだろうが本当に気味が悪いんだ。



昨日、上弦が集められ会議が行われた。



普通にいつも通り近頃の報告やらなんやらしてあの御方の機嫌を損なわないようにしていた。



していたんだけど、前にAと話していた会話を思い出して笑ってしまったんだよ……!



あの御方は「何だ?」と言って凄い殺気向けてくるし圧が凄いし兎に角恐怖でしか無くて……でも正直に話しても嘘ついても殺される……そう確信しながらも本当のことを話した。



猗窩座「以前、貴方様に命じられAに羽織を返しに行った時の会話を思い出してしまって……申し訳ございません」


童磨「…フッ…………」



童磨も当時の事を思い出したのか笑ってしまい、あの御方は益々額に青筋を浮かべた。



無惨「童磨、猗窩座、なんの話をしていた?言ってみろ。」



いや、え、どう説明しろと?俺には説明が難しくて口を開くのを戸惑っていたが童磨が先に口を開いた。



今思い返せば笑った時点で殺されなかっただけマシだったんだよ。



童磨「Aちゃんが貴方様のあだ名を決めようって言って色々提案していたんですよ」


無惨「……あだ名?」


童磨「名前を呼べるAちゃんが羨ましいって話になって、それであだ名なら呪いは発動しないんじゃないかと。


それで、その…辻さんって一つの例で上がったんですけど、Aちゃんが……お、おじいちゃん感半端ないって……それで」



童磨は馬鹿正直に話した。



殺されるなぁと思っていた。当たり前だろ。人間が鬼に。しかも一番上の鬼におじいちゃんとか。



しかもそれが本人の名前がそう思うとか。



死ぬ覚悟をして腹を括ったが、あの御方は一瞬クスッと笑った。



俺達上弦は何が何だか訳が分からなくなって考えも放棄してあの御方の顔を見つめてしまっていた。



五拾玖→←五拾漆



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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時

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