四拾漆 ページ2
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任務を終え、一息ついた。
ふと、空を見上げれば丁度雲に隠れていた月が出てくる所だった。
月光が星々を照らして神秘的で綺麗だ。
僕が使う惑星の呼吸。あの星々の何処かに僕の惑星もあるのかな?
なんて思いながら昨日、無惨と会った場所に向かった。
居ないかもしれないけどまた来るとも言っていたし、何より羽織が無いと落ち着かない。
あの紫色の羽織は今は亡き母が下さった唯一の贈り物だ。
持っていった無惨に怒ってはいないけど一言ぐらい言ってからにしてほしかったな!!←怒ってるじゃん
その場所に着くと一人の影があった。
無惨ではない。けど、確実に上弦の鬼だ。
左手には僕の羽織を持っている。
え、何?勝手に人の物持ってった挙句部下に返さすの??
?「おい。お前があの御方が言っていたAか?」
木の上に隠れていたつもりだが流石上弦、振り向いて僕の方を向いていた。
『そうだよ。』
その鬼の目には上弦と参と書いて合った。
?「あの御方からコレを届けろと言われた。」
そう言って差し出された僕の羽織。
凄く綺麗に洗濯されて皺も延ばされている。
『ありがとう。わざわざごめんね』
?「別に……俺の名前は猗窩座だ。あの御方が命じたからしたまでのこ「猗窩座殿ーーー!」…チッ」
猗窩座の台詞を遮って被せた聞いた事のある声。
『……童磨』
猗窩座「何の用だ消えろ」
童磨「酷いなぁ、Aちゃん元気だった?!あの時いっぱい血出てたから死んじゃったかと思ったけど生きてたんだね!」
『ええ。あんたのお陰で四ヶ月眠りましたよ』
童磨「それは良かった」
『良くねぇよ巫山戯んな
でもまぁ先に攻撃したの僕だししゃーないよねー』
呑気に会話しながら戻ってきた羽織を羽織る。
猗窩座「……本当にあの御方が言っていた通り任務以外では殺しにかからないんだな。」
『そうだねぇーそういやさ、僕の稀血って普通の稀血と何か違うの?』
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すみません猗窩座の口調が全く分かりません……おかしかったらごめんなさい!!
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時