丗漆 ページ40
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ある日の任務帰り。
今日の任務はかなり早く終わって只今木と木を猿みたいにぶら下がりながら移動中。←
木の幹に手がぶっ刺さって痛い。←当たり前
暫くそのまま移動していたら視界の端に木箱が目に入った。
『………………何だあれ?』
近寄って見ると木箱の中に何かをくるんでる手拭いがあった。
『え、何何虫?え、子供だったりする??』
ちょっとビビりながら手拭いを捲った。
「くぅーん」
「にゃぁ……」
え?
そこに居たのは子犬と子猫。
猫と犬一緒に捨てんの?あれ?喧嘩しない?
なんて馬鹿な事を考えるけど、見る感じかなり弱ってる。
手を伸ばせば威嚇される。
取り敢えずこのままではこの子達が死んでしまうと思い木箱を抱え、屋敷に急いだ。
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屋敷に着いて直ぐに風呂に入れた。
その後は動物でも食べれる物を作り、お皿に乗せ、床に置いてみた。
少し警戒しながらも二匹ともお腹がすいていたのかすごい速さで平らげる。
『名前、どうしよう。』
確認したら猫はオスで犬はメスだった。
『んー、るぅ』
「ウゥ……」
『ルカ』
「ウー」
『る、る、……ルナ、ルーナ?』
「!ワン!!!」
ルーナと言う名前が気に入った様でルーナちゃんになった。
ルーナってローマ神話の月の女神って意味だったよな?
『んー、君はどうすっかなー。』
ルナが月なら太陽?
んー。
『ソールとか?』
「にゃぁぁん!」
『お、気に入った?良かった!』
ソールはローマ神話の男神って意味。
気に入ってくれたのなら良かった。
手拭いと使わなくなった布団で二匹のベッドを作る。
『お前達此処で寝るんだぞ?』
ルーナ「ワフッ」
ソール「ナーン」
そう鳴いてベッドに飛び込んだ。
二匹は全然仲良くて喧嘩なんてしない。
微笑ましいなぁと思いながら僕も布団に入った。
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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時