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廿伍 ページ28

『と、取り敢えず食べましょう』



料理が冷めるのでと話を変えると皆ハッとしたように動き出した。



冨岡さんは鮭大根……って呟いてる。



皆それを無視してそれぞれ座りだす。



しのぶさんはアオイちゃん、カナヲちゃん、すみちゃん、なほちゃん、きよちゃんを呼びに行った。



宇髄さん達は早速お酒を飲み始めた。



不死川さんはお萩を黙々と食べている。



『……これお礼になりましたか?』



不死川「…あァ。美味ェ。」



『本当ですか?ありがとうございます!でも皆で作ったんですからあまりお礼にはなってないですけどね……』



そう言いながらお酒を注ぐ。



右には図体がでかい悲鳴嶼さんが座っている。



大きいなぁとしみじみ思っていたら涙を流しながら炊き込みご飯を食べていた。



悲鳴嶼「あぁ……凄く美味い…今まで食べた事がないぐらいに…南無」



『え、ありがとうございます…』



冨岡さんの方をふと見ると少し頬を緩ませながら鮭大根を頬張っていた。



『鮭大根、好きなんですか?』



冨岡「…(あぁ、これは凄く美味い。鮭大根が)好きだ。」



しのぶ「あらあら冨岡さん、ちゃんと言葉にしてくれないと告白と受け取られますよ??



そんなだから皆に嫌われるんです。」



冨岡「(鮭大根作ってくれたから)…俺は嫌われていない」



しのぶ「またそれですか。」



なんか、二回目だけど見慣れてしまった。



てか鮭大根好きですか?で告白にはならんでしょう。



微笑ましいなぁとその光景を見ていたら羽織の袖をまた引っ張られた。



無一郎君だなぁと思いながらそっちを見た。



そしたら、片手にふろふき大根を持って少し顔が赤くなってる無一郎君。



時透「…美味しい。また作って。」



率直に褒められて凄く嬉しい!



『うん。勿論。』ニコッ



時透「…ん〜」



持っていたふろふき大根を机に置いて近寄ってくる。



手には代わりにお酒が。



それを差し出してくる。



飲めという事か?



仕方なくそれを飲む事にした。



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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時

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