【鬼滅の刃】星柱は男の娘……？『嫌、僕女だけど。』 (ページ15)

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拾参ページ15

sideA

時透さんに起こしてもらい、任務があるのを思い出して急いで準備する。

その間に時透さんはもういなくなってた。

まぁ、朝から可愛い顔を拝ませて頂いただけでありがたやありがたや←

支度が出来た時に丁度僕の鴉薰梁(たやな)が飛んできた。

薰梁「本日ノ任務ハ東北東！東北東！十二鬼月ノ可能性アリ！」

えー。また？昨日も十二鬼月だったんだけど。

『それって下弦？』

薰梁「知ラナイ。タダ、柱トノ合同任務ラシイ！！」

『ありがとう』

僕はそう言って薰梁に金平糖を上げる。

鴉なのに金平糖食べるなんてちょっと変だけど可愛いからいいよね？

普通鴉って黒だけどこの子は羽の一部が白くなってる。

まぁ、取り敢えずその東北東に行く為、屋根の上を走って移動している。

他の柱って誰が居るんだろう？

初めて会った時以来だから何かあれだよねー、不死川さんだったらちょっと気まずい。

だって気絶させてそれだけだから。

なんて考えていたらその場所に着いた。

宇髄「あ？合同任務の相手ってお前か。」

そこには身長が馬鹿でかい宇髄さんがいた。

『そうです。』

正直その身長滅茶苦茶羨ましい。てか頸めっちゃ痛い、上向きすぎて。

宇髄「怪我してんのか？」

頸に巻いている包帯を指差してそう言った。

『あぁ、昨日の任務でちょっと…』

宇髄「柱のお前が手こずる相手だったのかよ？」

『稀血を十数人喰った下弦の壱と戦いました。』

宇髄「それ派手にヤバくねぇか？」

『まぁ、肋が折れてるのと深めの切り傷が幾つかあるの、それと貧血ぐらいです。

今回の任務に支障はきたしませんので御安心を。』

そう言って聞き込みに入った。

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