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鬼「っは!!十二鬼月である俺に叶うはずないだろう!!」



確かに鬼の目には下弦の壱と書いてあった。



鬼は今にも男の子を喰らおうとしてる。ここは稀血が多い。かなり強いであろう鬼。それでも、




「お兄さん……!助けて…!!」



人一人助けれなくて何が鬼殺隊だ。



呼吸で止血して体制を整えて男の子を先に救出し、斬り掛かる。



『惑星の呼吸 壱ノ型 水星の並際!』



刀を曲げ動きを読ませない技。だが、この鬼は急所をずらし腕を斬り落す。



下弦壱「残念だったなぁ、ここで貴様は死ぬ!



血鬼術 殺戮残刀」



鬼がそう言うと身体の至る所に切り傷が出来る。



どれもこれも傷が深い。



避けようにも僕の後ろにまだ人がいる。僕が避ければ確実に当たって死ぬだろう。



僕は倒れた。



下弦壱「ふっはっは!こんな奴が柱とは鬼殺隊も落ちぶれたものだなぁ!」




生まれた余裕から出来た隙を狙って一気に距離を詰める



『惑星の呼吸 伍ノ型 天王の核罰』



左下から右上目掛けて思いっ切り振る。



血飛沫を上げながら倒れて行く鬼、悲しみも何も無く灰となって消え去った。



僕はボロボロながらも後ろに居る男の子に声を掛ける。



『立てる?』



「……あ、あり…がとう。い、妹がぁ…妹がどこかに…!」



『取り敢えず僕はこの村にいる無事である人を一箇所に集めます。


妹さんが無事であるかどうかは分かりませんが助かる見込みがある人は必ず助けます。』



そう言って男の子を抱え、一件の屋敷の地下に運ぶ。



そこの家の人は怪我をしていたものの生きていて場所を貸してくださった。



村の端から端まで駆け回りひたすら人を救助する。



何人もの人が亡くなり、何人もの人が喰われていた。



それでも生きている人を直ぐに屋敷に運び入れ、怪我の処置をする。



百以上はいたはずの村人は二十弱ぐらいまで減ってしまっていた。



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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時

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