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56決別-5 ページ8

貴方「……また、端っこだね」

ザックの言う通りに動いていたら端っこだ。

ザック「クソッ、前にも横にも進めねぇじゃ…」

レイ「ザック、戻って」

ザック「!……無事だったか」

レイ「…うん。思ってたより簡単だった」

ザック「“簡単"か…。あと行き詰まってる俺らを見て高みの見物ってか?」

貴方「ザック。何も…、そんなこと言わなくても…」

私が言うと、『黙ってろ』とでも言うように私の頭をくしゃくしゃとする。

レイ「…そうじゃない。こっちのモニターにザックとAが映ってる。私の言う通りに動いて」

レイちゃんの言葉にピクッとザックが反応する。

貴「ザック…?」

レイ「戻ったら、右下、左、下…それから」

ザック「うるせぇ!!俺に指図すんな!!!……俺はゲームのコマじゃねぇ。勝手に動かそうとすんな」

貴方「……ザ、ザック…落ち着こ?」

ザック「テメェもテメェでうるせぇんだよ…」

貴方「ご、ごめん、なさい……」

ザック「チッ…」

ザックは私の手を引っ張って、跳んでいく。

貴方「あ、たどり着い……ちょ、ザック!?」

ザックがぐいぐいと私手を引っ張る。

ドアを開けるとバァンッと乱暴に閉めた。

貴方「ここどこ……?」

ザック「おい…」

貴方「なに?ザッ__」

振り向くとすごくザックの顔が近かった。

そしてあの時(B4)のことと同じ、唇に温かいものが触れた。

貴方「ん…ッ、……ザッ…ク…?」

ザック「……っ、悪い…」

フイッと顔を背けた。

貴方「……」

また……キスされた。

考えただけでも、恥ずかしい。

ガチャ、と隣から音がした。

レイちゃんが入ってきたようだ。

レイ「注射器…?ザック、この部屋は」

「あーっはっはは!」

貴方「!」

この声、モニターからじゃない…。

キャシー「はぁい!生身では初めまして!」

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金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» マジか!!私も好き!死神くん声域凄いよね!憧れる! (2018年6月4日 7時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - 僕ね大好きなんだ!! (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - きゃぁぁぁぁまじでまじで?!? (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» 死神くんか!!知ってるよ!ちょっとしか見たことないけど!! (2018年6月3日 19時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - ザックの!声!の!死神さん! (2018年6月3日 17時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)ナイナイ  
作成日時:2017年4月3日 3時

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