92floor B4-2 ページ45
レイ「……でも、怯えてる暇はない」
電源室を出ると、またあの人がいた。
グレイ「実際見てみると、ここは酷いありさまだな」
ザックが破壊したであろうと思われる墓石。
……確かに、ザックはあの時墓石を壊したいって言ってたな…。
グレイ「エディは優しい子だ。墓場を荒らされて、たいそう怒ったことだろう。優しいせいか、あの子はどうも貧乏くじを引きがちだ」
少し、不憫に思うが……と神父は続ける。
グレイ「もっと不憫なのは、墓に眠ったはずの者たちだ。エディの思いやりで、楽になり、墓で浄化されるというのにそれすら叶わなくなったな……」
では、私は先に行っておく。君は、引き続き頑張りなさい。と言って、奥へ進んでいった。
レイ「………」
壊れた墓場から何か出てる……?
こんなもの、無かったはずなのに……。
その隙間には手の形のしたぬいぐるみが出ていた。
でも、今は気にする必要は無い……。
それより温度管理室に行こう。
確か、右の部屋の奥にあったはずだ。
レイ「……行こう」
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金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» マジか!!私も好き!死神くん声域凄いよね!憧れる! (2018年6月4日 7時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - 僕ね大好きなんだ!! (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - きゃぁぁぁぁまじでまじで?!? (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» 死神くんか!!知ってるよ!ちょっとしか見たことないけど!! (2018年6月3日 19時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - ザックの!声!の!死神さん! (2018年6月3日 17時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:金平糖 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)ナイナイ
作成日時:2017年4月3日 3時