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65銃殺刑の部屋にて-3 ページ17

キャシー「だから意味なんてないもの。求める必要は無いのよ」

レイ「………」

キャシー「さぁ、面白いものを見せてちょうだいね…!」

レイは銃を持った。

ザック「撃つなら早く撃てよ」

手が震え、なんとかザックに銃口を向ける。

キャシー「もしかして引き金を引くのが怖いの?」

キャシーの言葉にレイはビクッと、反応した。

キャシー「面白味のない、つまらない子から脱することが出来ないの?」

ザック「お前が撃たなくても、俺を殺すのを我慢出来ねぇぞ」

レイは銃をおろした。

レイ「……撃たない」

ザック「……そうか、俺はは殺したくてしかたねぇよ!!」

レイ「ごめんなさい…。ザックにつまらない私を殺させてしまうね」

ザック「あぁ、本当だ…!クソみてぇな気分になるだろうよ!!」

銃を持ち、自分の腹に寄せるザック。

ザック「撃つなら撃てって、言ってんだろ?この距離なら、間違いなく当たるんだ」

ふる…とレイは横に首を振った。

レイ「何度聞いても、答えは同じ。私はザックを撃たない」

レイは銃を捨てた。

カランッ…

ザック「はははは……、この状況で何言ってんだか。…そうか、お前は今も死にてぇんだったな」

レイ「そうだけど、違う。……これは私の意思。ザックに殺されるのはいい。でも…、あの女」

クス…と、キャシーが笑う。

レイ「あの女の思い通りになんか、させたくない。動きたくない。私も、ザックも道具じゃない」

レイがザックの鎌を持つ。

レイ「……殺すのも、殺されるのも…。ザックと私の意志だよ」

はは、とザックが笑う。

ザック「……はははははっ!今になってちょっと面白いこと言ってんじゃねぇーよ!あぁもう、我慢出来ねぇ……!なぁ、せめて笑ってみろよ!!今!!!」

にこ、とレイは笑う。

ザック「……へたくそ。ほんと目が死んでんだよ。お前は。でも、な。それが本物になったら__最高だ。……そのお前を殺す想像をしただけで俺は誰よりもいい顔になれるぜ?」

ザックは鎌を構えた。

ザック「自分で自分を、やっちまえるくらいにはなぁ!!」

ザシュッと、赤い液体が飛び散った。

☆☆☆
お知らせします。

私は、漫画を読んでこの話を進めているのですが、この4巻までしか出てないので更新が今より遅くなります。

これからは動画を見て、進めていきたいと思っています…。

更新速度が遅くなりますが、最後まで見てくれると嬉しいです…!

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金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» マジか!!私も好き!死神くん声域凄いよね!憧れる! (2018年6月4日 7時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - 僕ね大好きなんだ!! (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - きゃぁぁぁぁまじでまじで?!? (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» 死神くんか!!知ってるよ!ちょっとしか見たことないけど!! (2018年6月3日 19時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - ザックの!声!の!死神さん! (2018年6月3日 17時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)ナイナイ  
作成日時:2017年4月3日 3時

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