５９毒か薬か-3 ページ11
キャシー｢ただし一滴残らずね？不正はここで永遠の懲罰！二度とここから出られませぇん！それと、A・A｣
貴方｢何……？｣
キャシー｢あなたにはこれをあげるわ｣
貴方｢注射器……？｣
キャシー｢どっちかを選んで打ってちょうだい。あぁ、でも両方打ってもいいわよ？｣
貴方｢何の薬なの…？｣
キャシー｢この二つと同じといえば同じね。でも危ないお薬の方はちょっと違うだけ。…それも一滴残らず打ってちょうだいね？｣
貴方｢わかった…｣
キャシー｢それでは罪人諸君！ご幸運をお祈りいたしますわぁ！｣
あーっはっはっははは…と笑って、扉の奥に出ていったお姉さん。
レイ｢……ザック｣
ザック｢……Aお前が持ってるもんはなんだ？｣
貴方｢え？これ…？お姉さんから貰った注射器だけど……。私が打たないといけないみたい｣
ザック｢……それ、大丈夫なのかよ｣
貴方｢ああ、別に大したことないみたいだよ。大丈夫｣
ザック｢…そーかよ。おい、レイ。注射器もってこい｣
レイ｢……でも｣
ザック｢早くしろ｣
………ごめんね、ザック。
嘘ついて…。
きっと私は嫌われちゃうな…。
貴方｢……どっちか打たなきゃ…｣
どっちかがビタミン剤でどっちかが危ない薬……。
貴方｢……悩んでてもどっちかわからないし、こっちでいいかな｣
プス、と刺した。
腕に痛みが走る。
貴方｢っ………！！っはぁ…｣
何とか、刺し終えた。
レイ｢……待って！｣
ザック｢待たねぇよ｣
レイちゃんの方を見るとザックが注射器を両方打っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» マジか！！私も好き！死神くん声域凄いよね！憧れる！ (2018年6月4日 7時) (
レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - 僕ね大好きなんだ！！ (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - きゃぁぁぁぁまじでまじで？！？ (2018年6月3日 23時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - いちごましまろさん» 死神くんか！！知ってるよ！ちょっとしか見たことないけど！！ (2018年6月3日 19時) (レス) id: 942887e5ad (このIDを非表示/違反報告)
いちごましまろ - ザックの！声！の！死神さん！ (2018年6月3日 17時) (レス) id: 14e3511fd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：金平糖
| 作者ホームページ：(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ
作成日時：2017年4月3日 3時
