【殺戮の天使】絶対、護るから【アイザック・フォスター】2

４９バケモノ-1 ページ1

NOside

キャシー『嫌だわ、ザック。カードを入れる向きが違うわよ！？可笑しくって笑いが止まらないわ！あーっはっはっは！』

ザック｢うるせぇ！じゃあわかりやすくしとけよ！！｣

バキン、とザックはカードキーを折った。

貴方｢カード、キーが…｣

ザック｢ここまで来たら、開いたのも同然だ！開けろ！！！｣

キャシー『確かに、まだ罰を下し足りないけど…』

貴方｢出して、くれるの…？おねえ、さん｣

ザック｢お前あんま無理すんな！｣

貴方｢……ごめん｣

キャシー『罪人はルールを守らないと、ね？＿＿さて、強制ゲームオーバーですもの。仕方が無いから、もっと強い毒ガスをプレゼントしてあげる』

ザック｢あぁ！？Aが死んだらどーすんだよ！！｣

キャシー『知らないわ、そんなこと。あのボロボロの死体になっちゃうんじゃないかしら？』

あーっははは！と笑うキャシー。

キャシー『それより、毒ガスって高いんだから！この贅沢な悪人ども！』

パチン、と指を鳴らすと毒ガスが入ってきた。

キャシー『さぁ！苦しんでちょうだいね！あーっはっはっははは…』

ザック｢このクソ女が…！おい、Aどうする！｣

貴方｢おんぶしてくれてありがとう…降ろして｣

ザック｢おー、つーかどうするんだよ｣

貴方｢分からないけど…。ザック、電池と針金、あと布…あるか調べてきてくれる……？｣

ザック｢あ？なんかあんのか？｣

貴方｢出れるかもしれないから…｣

ザック｢わぁったよ｣

そう言うと、ザックは言われた通りのものを持ってきた。

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