春紫苑 (ページ25)

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your said

『おかゆ、出来ましたよ』

｢ Aちゃん、さっきはきつく当たってごめん｣

『気にしないでください、ほら早く食べて薬飲んで体調良くしましょうね。』

｢せやね。…あっつ｣

すくって、直でたべる正門先輩

『ちゃんと、冷ましてから食べないと。舌やけどしちゃいますよ』

｢熱々の方が美味しいやん｣

『もー、子どもみたいなこと言わないでください』

｢なぁ、Aちゃん。あーんとかしてくれませんか？｣

『えっと…。』

｢いや、やっぱりなんでもない！忘れて！｣

『やります！！やらせてください！フーフー、はい。』

｢ .…ありがとう｣

風邪を引いてる正門先輩もなんだか悪くないような気がした

そういえば、大吾先輩が正門先輩の先輩のこと下の名前でとか言ってたな

『あの、正門先輩。私、先輩のこと下の名前で呼びたいです』

｢え、｣

『嫌でしたか？』

｢むしろ、お願いします｣

『 …良規くん。…やっぱり恥ずかしいです』

｢えー、ずっとその呼び方して欲しい｣

『考えときますね』

｢それしてくれないやつやん｣

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