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「それ絶対嘘でしょ。Aと何か関係があるんじゃないの？」
その名前を聞いた途端
心臓がぎゅっと何かに掴まれたように苦しくなる
…別に俺はAのことが嫌いなわけじゃないし
だからと言って好きでもない
無関心
そう表す方が正しいかもしれない
こんなこと言ったら冷たいとか思われそうだけど
俺はそう思っている
正直Aよりもメンバーの方が大事だし
今更あいつの名前を出されても何も思わない
ただ 、Aが俺たちから離れていくまでは…の話だった。
────無表情で無口な何考えてるかわかんない奴、
というのがAと会った時の第一印象だった
俺以外にはそんな態度しないから最初は嫌われてるんだと
思っていたしAをメンバーに入れると聞いた時は
猛烈に反対した。
だけど後から聞いた話によると最初の時は
俺と仲良くなりたくて、でもどうすればいいのか
分からなかったからいつも通りにできなかったと
話していた
それから関わっていくうちに意外とすぐに打ち解けて
よくふたりで遊びに出かけたりしてそれなりに
仲も良かった
でも俺はまだ“あのこと”を根に持っている
その理由は――
「だからいい加減しつこいんだって！」
てつやの大声に空気が氷のように固まる
当の本人はしまったという様子で頭を抱えていた。
どうやら俺が過去の思い出に浸ってる間に
りょうくんとてつやが喧嘩をしていたらしい
「しつこいって何？俺は本当のこと話してほしいだけなんだけど」
「何でもかんでも話せるわけないし俺だって
事情があるから」
「分かった。じゃあ話してくれなかったら
てつやとは金輪際関わらないって言ったら？」
「はぁ…? 何それ。何でそんな話になんの？」
「それくらい気にかけてるってこと。なんで俺が
こんなこと言うか本当に分かんないの？」
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蛍(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます😭 これから少しづつ更新できるように頑張ります！ (2023年3月10日 20時) (
レス) id: e89e3b6ebf (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 私なんなら、長編作結構好きなのでありがたいです笑これからも無理せず更新していってください！ (2023年3月10日 11時) (レス) @page28 id: 9417752f32 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 理々杏さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! 少しづつですが、完結できるように執筆を続けたいと思ってます (2023年3月9日 10時) (レス) id: e89e3b6ebf (このIDを非表示/違反報告)
理々杏(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませてもらってます〇無理に続けて欲しいとは言えませんが良ければこれからも蛍さんの紡ぐ物語が見れたら嬉しいです〇ずっと応援してます。長くなっても遅くなっても待ってます〇 (2023年3月9日 3時) (レス) @page28 id: 90f7b4cec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍 x他1人 | 作成日時：2022年10月3日 16時
