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ymside
「これお願いします。」
「あっはい...え〜っと....いのおちゃーんっっ！」
アルバイト初心者の俺。コンビニってもっと楽なのかと思ってたけど覚えることが多すぎて俺のキャパが...
「んっ？どれぇ〜〜？」
棚出ししていたいのおちゃんが小走りでやってきてテキパキレジして印鑑押して返してる。
「ありがとうございました〜」
「.....すみません」
メモを見て確認する
「ちゃんとメモ取ってんだ！エライな。
覚える事多いけど最初だけだから...
慣れたらちょー楽だし頑張れ！」
そう言って笑いながら頭ポンポンしてくる
これ女子ならそっこー惚れてんな
てか俺の場合女子とか関係ないけど...
「ちょっとトイレ行ってきます」
熱くなった顔を見られないように下を向きながらトイレに向かう
「ちゃんと拭いてこいよ〜」
「っっ‼大じゃねーから‼‼」
ウェッウェッって変な笑い方を後ろに聞きながらトイレに駆け込む。
心臓の音が五月蝿い...
初めてあの笑顔を見た時からヤバイと思った...
バイト始めて2週間。
知れば知る程どんどん落ちていく...
絶対叶うことのない恋に
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作者名：みー
| 作成日時：2017年3月6日 20時
