今日:9 hit、昨日:30 hit、合計:37,654 hit
小｜中｜大
玉と宮田の七夕 ページ28
年に一度だけ彦星と織姫が会える日...
なんて、ロマンチックな肩書きを添えてる七夕
なーにが恋人と過ごすべき日だよばーか
こんな夜に俺はなんで1人で酒煽ってんだよ
「俺の彦星はどこだよ」
今日は元々宮田の家で2人だけで飲むつもりだったのに宮田は先輩から誘いがあったらしいからまた今度だって
サラリーマンは大変ですね〜
｢はぁ...｣
にしてもさみしいものは寂しい
空き缶が溜まってきたところで宮田にLINEしてみる
裕太＞＞＞ばーか
本当はもっと罵倒したいけど、
これくらいにしといてやろ
「今日俺んち来ないかな…」
そう、本当は甘えたかったし抱きつきたい
イチャイチャもしたいのに...
呟いた瞬間大好きな声が玄関から聞こえた
「お邪魔します〜」
玄関に向かったら少し汗をかいてる宮田がいた
「え、なんで...」
今日は先輩と飲みって
遅くなるかもだから今日は無理って言ってたのに
「いや〜今頃俺の織姫ちゃんは1人で酒飲んでんのかな〜って思ったらいてもたってもいられなくなって笑笑」
やばい泣きそう
ほんとにどっかで見てるのかよってくらいタイミングが良すぎるって
ありがとう
抱きつきたいけど俺は素直じゃないから
「なんだ、来たのかよ。ばーか」
ーーーーーー
2人が同居する前のお話です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふらわぁ | 作成日時：2018年3月5日 0時
