☆*。meet ~ Hikaru Yaotome (ページ41)

今日:37 hit、昨日:5 hit、合計:4,221 hit

41 ページ41

そうして先輩とは別れ残りのランニングを始めた。

やっとのことで家にたどり着く。

家の前にいたのは間違えなく光くんだ。

見る限りだとお姉ちゃんを送ったとゆうよりは門の前で私のことを待っている。

光｢Aちゃんっっ！！！！｣

顔がパァって明るくなって、嬉しそうにこっちを見ている。安心する声だ。

光｢あのさ、き『ねぇ。光くん。』｣

私は彼がいいかけたことを遮った。

────どうして言ってしまったんだろう。

なにも考えてなかった。気づいたらゆっていた。

────これが私の本心なのかな。

A｢ねぇ、光くん。私達今日で終わりにしよ。｣

光くんはすごく驚いた顔をしていた。そりゃそうだと思う。

でも私は振り返る勇気がなかった。

そう言って光くんの横を通り過ぎ家に入った。

もちろん後悔しかなかった。けどこうするしかなかった。

ごめんね光くん。好きでした。大好きでした。

できるならもっと一緒にいたかった。けどいれない。

女の嫉妬ほど醜いものはない。私はそれが嫌だ。

ねぇ、光くん。出会ってくれてありがとう。