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20(光くん) ページ20
〜Hikaru side 〜
今日全然講義の内容頭に入ってこねぇんだわ。
1日中Aちゃんのこと考えちゃってる。
俺ってこんなんだったっけ…。
もうダメだ。ちゃんと言おう。
気持ち伝えずに終わりなんて絶対やだ。
とりあえず電話した。
予想外なことに『私もね…光くんに話すことがあるんだ…』なんて真剣な声でゆうから。
俺はAちゃんの居場所まで全力で走っていった。
ああぁ、やべぇ。Aちゃんはやっぱり可愛い。今日会えなかっただけなのにすごく久しぶりのような気がした。
『光くんっ私光くんのことっ』
い、いやまてよ？告白…？されんの？俺？
女子からなんてカッコ悪ぃ。
絶対ダメだ。俺から言わなきゃ。
Aちゃんが続きを言うのをさえぎるように、抱きしめた。
｢俺、Aが好きだよ。｣
初めてAちゃんを呼び捨てで呼んだ。
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作者名：りんごちゃん | 作成日時：2017年3月17日 13時
